2011年12月31日 (土)

『インドであたしゃ考えた』 -目次-

思えば30話にも及んでしまったこのインド旅行記。

読みやすく目次を作ってみました。

よろしければご活用下さい!

1 :『インドであたしゃ考えた』ナマステ!無事帰国!
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-5bd6.html

2 :『インドであたしゃ考えた』情報収集編
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-59be.html

3 :『インドであたしゃ考えた』パスポート取得編
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-1c2f.html

4 :『インドであたしゃ考えた』ビザ取得編
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-5f4c.html

5 :- ビザ取得編・補足! -
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/----3d32.html

6 :『インドであたしゃ考えた』下準備編その1
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-3669.html

7 :『インドであたしゃ考えた』下準備編・その2
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-c9fa.html

8 :『インドであたしゃ考えた』1日目・出国&乗り継ぎ編
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-8e90.html

9 :『インドであたしゃ考えた』1日目・インド入国編
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/1-d036.html

10:『インドであたしゃ考えた』2日目・バラナシ行き夜行列車編・その1
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-be9f.html

11:『インドであたしゃ考えた』2日目・バラナシ行き夜行列車編・その2
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/2-2-15eb.html

12:『インドであたしゃ考えた』3日目・バラナシ編・その1
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/3-1-1ab7.html

13:『インドであたしゃ考えた』3日目・バラナシ編・その2
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/3-2-be39.html

14:『インドであたしゃ考えた』3日目・バラナシ編・その3
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/3-3-ec72.html

15:『インドであたしゃ考えた』3日目・バラナシ編・その4
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/3-4-c032.html

16:『インドであたしゃ考えた』4日目・バラナシ編・その5
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/3-06e6.html

17:『インドであたしゃ考えた』4日目・バラナシ編・その6
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-4112.html

18:『インドであたしゃ考えた』4日目・バラナシ編・その7
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/47-6273.html

19:『インドであたしゃ考えた』4日目・バラナシ編・その8
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-7efb.html

20:『インドであたしゃ考えた』5日目・バラナシ最終日編・その1
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-8aa6.html

21:『インドであたしゃ考えた』5日目・バラナシ最終日編・その2
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-cda6.html

22:『インドであたしゃ考えた』5日目・バラナシ最終日編・その3
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-f799.html

23:『インドであたしゃ考えた』5日目・ニューデリー行き夜行列車編
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-b1c5.html

24:『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編?・その1
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-ae0c.html

25:『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その2
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-6c05.html

26:『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その3
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-1849.html

27:『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その4
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-8c0c.html

28:『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その5
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-53fa.html

29:『インドであたしゃ考えた』6・7日目・ニューデリー滞在編・その6
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-5188.html

30:『インドであたしゃ考えた』完結編
http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-bd40.html

*** 藤元りょうこ ホームページ ***

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『インドであたしゃ考えた』完結編

今回ついに完結!

『インドであたしゃ考えた』完結編をお送りいたします!

日付は8/12(金)。インド7日目、最終日をむかえました!

ドタバタと出国の手続きをし、

いよいよインドを出国します!

*****

バタバタと出国カードを書き終え、急いで出国審査のカウンターへ向かう。

(えーと、出国カードは~。。あれっ!ない!さっき確かに手に持ってたはずなのに!)

カバンの中を探しても、どこにもみつからない。

また来た道を戻っていくと。。

落ちてた…。

(もぉぉー!!時間がないのに何やってるんだ自分!怒)

それを急いで拾い、ダッシュでまたカウンターへ向かう。

難なく出国手続きを終えて、今度は搭乗ゲートへ向かった。

マレーシア航空のゲートはかなり端の方にあるようで、

ながーい通路をずんずん歩いて行く。

チケットに書いてあるナンバーのゲートに到着。

ぐるっと見渡すと同じ飛行機に乗るであろう乗客はほんとどがインド人ぽい。

その中に1人だけ、日本人女性がいた。

格好もインド通な感じで、インドは旅慣れてるのかな?

持ち物は麻のショルダーバッグひとつだけで、

涼しい顔で両手でiPhoneを操っている。

それに比べ、私といったらドでかいバックパックとショルダーバッグ、

さらに布バッグにさっきのポテチや機内で使うマスクやなんかを

ごちゃっと入れて持ち歩いてて、何だかとても恥ずかしくなってきた。。

次回旅する時は私も身軽に涼しい顔をしていたいものだわ。

それにしても、インドの空港は新しくなったばかりで、

かなりきれいだし、待合室の椅子もかなり豪華。

何台かは仮眠が取れそうなリクライニングシートがある。

もし空港で泊まらなきゃいけないことがあっても、

これだったら全然余裕じゃん!

下手に外に出るより、空港のが安全だろうし。

日本でインド行きの航空券を買う時、安いチケットは

夜中の2時に着くスケジュールだったから諦めたのだが、

色々とインドの様子がわかった今、次回はこんなプランもありかしらん?

いやしかし、急いで来たわりに出発時刻を過ぎても

全く機内に誘導される気配がない。

ここまで来て機械の故障が起きて飛行機

飛ばないとか、絶対やめてくれ~!汗

気付くと私が乗る飛行機のパイロットらしき二人組が、

私達と同じ待合室の椅子に座ってくっちゃべってる。

(こりゃ出発までかなり時間がかかりそうだなぁ。。)

パイロットさんを間近で見たのって初めてで、彼らの格好は

パリッとしてて、芸能人みたいにすごいオーラがあったよ。

余裕で談笑してる感じがニヒルや~。

でもこの二人組に自分の命を預けるのかと思うと、

なんでだろ?あんまりお会いしたくなかった気がする。

あんな大きな物体を本当に人間が操縦するんだ、と思ったら

ちょっと、いや、かなり恐ろしい。。。

(安全第一でよろしくお願いします。。。)

1時間がたった頃、ようやく案内のアナウンスが

流れ出して、機内に入ることができた。

帰りも座席はトイレに行きやすいように通路側。

日本でチケットを取った時、帰りの飛行機は

お酒を飲みまくる!と決めていたのだ。

私の隣はシャイなインド人カップル。

彼女はハンドバッグを上の荷物置きに入れたかった

みたいなんだけど、私が邪魔で入れられないみたい。

ずっと彼とヒソヒソ話をしてバッグをもて余していた。

それに気付いて、こちらから声をかけ、バッグをしまってあげた。

今までシャイなインド人に出会ったことがなかったからとても珍しく思えた。

強烈なインド人のキャラに鍛えられて、今では

私の方が図々しくなってる気がするよ…(苦笑)

飛行機は無事に離陸。あっという間に陸地が見えなくなる。

(あぁ、ホントにおさらばなんだ。インドよ、、、、ありがとう!)

寂しい気持ちはあったけれど、無事に飛行機が飛んだことで

内心ものすごくホッとしていた。

ここまではすこぶる順調だ! あと1歩でこの旅が成功する。

さてはて、行きと同じくピーナッツタイムの後は

すぐにお昼ごはんの時間。またもやカレー尽くし。どひぇ~

1_2

残念ながら胃はまだ少々荒れていたから、

せっかくのお酒もワイン一杯しか飲めず。。

カレーは美味しく頂いたけど、カレー味の豆サラダは

口の中の水分が全て奪われていく感じが辛く、完食できなかった。

その後はガイドブックを読んだり、うたた寝したり。

6時間くらいたった頃、そろそろ到着する

時間ではないか?と、心がそわそわしてきた。なぜかというと

よく飛行機が遅れて乗り継ぎ便に乗れなかったという話を思い出したのだ。

1時間遅れて出発したし、この飛行機がまさにそれなんじゃ?!

それからずっと着陸するまで時計をじーっと眺める。

このまま順調に到着したとしても、eチケットに記載されている到着時間が

インド時間だとしたら、乗継までに10分しかないんですけど!!焦

その後、飛行機はそのまま1時間遅れで到着。

早めにリュックを背負って、すぐに降りれる準備をした。

出口が開き、人が流れ始めた。その流れに乗って

前方の出口へ向かう途中、床に散らばった

大量のゴミを目撃して、ア然とする。

そのゴミは機内食で出た時の紙ナプキンとか

その他機内サービスで支給されたものなど。

数日前、バラナシに向かう夜行列車で、インド人のポイ捨てに

カルチャーショックを受けたけれど、彼らは

機内でも自国のルールで過ごすんだね(苦笑)

でもそれが彼らの習慣というか、常識なのだから仕方がないことだ。

それを横目に、急いで出口を出て乗り継ぎのゲートへ向かう。

Photo_2

ゲートに着くと、まだ搭乗ゲートは閉まっていた。

どうやらeチケットに載っていた時間はクアラルンプール時刻だったみたい。

ゲートが開くまではあと30分以上あるようなので、まだ荒れていた

胃の為に何か優しい物を食べようと思い、レストランのあるエリアへ向かった。

お粥を出している中華のお店があったので、そこへ入る。

店員さんにお粥の値段と日本円が使えるか聞いてみた。

お値段は大体500円くらいで、日本円も使えるそうだ。

何にも入っていないお粥だったけど、久しぶりの

日本的な味付けがすごくおいしかった。

しかも付け合せに、新橋でよく行くそば屋のトッピングと同じ

青唐辛子じょう油がついていて、すごい懐かしくなって

胃が悪いというのに、ドバドバかけて食べてしまった。

Photo_3

あまりゆっくりもしていられないので、食べ終わった後すぐお会計。

お金に関して色々と規定があるようで、千円札で支払いをしたら

日本円ではお釣りが出せないらしく、マレーシアのお金が返ってきた。

(えっ?リンギット。。。もらっても困るんですが!

マレーシアなんて今後来る予定一切ないですし、、、)

仕方がないので、おつりを受け取り店を後に。

(搭乗ゲートが開くまであと10分くらいあるから

それまでにこの500円分のリンギットを使い切っちゃえ!)

Photo_4

近くの何でも売っているドラッグストアみたいなお店に入り

お土産になりそうなお菓子を買うことにした。

表示価格を目安に適当にカゴにお菓子を放り込んでいき

レジのお姉さんにお会計をしてもらう。

するとだいぶ手持ちのお金が余ってしまったので

もう一度適当にお菓子を追加することにした。

それを見たレジのお姉さんが「あとこれだけ買えるわよ」

と計算機でレクチャーしてくれた。(なんと親切!)

お姉さんのおかげで無事に買い物完了!

またもや時間がない~~!ダッシュで搭乗ゲートへ向かう。

いつも走ってばっかり。。。

500円分消費するために飛行機が出ちゃったらどうするんだ~~!!

と無駄に焦ったけれど、搭乗ゲートに着くと

出発まではまだまだ余裕があったみたい。

待合室は日本人が半数ぐらいを占めていた。

ほぼ定刻通りに搭乗し、無事に飛行機は離陸した。

(いよいよ日本に帰るんだ。なんか嬉しいような寂しいような。。)

客室乗務員の方も日本語を話せる方がほとんどだし、

今から何かトラブルが起こってもそれほど心配する事はない。

と思うと、やっぱりホッとする。

余裕が出てきたら、「次はどこの国に行こうかな~?」なんて考えだして、

日本から持ってきた私の旅の師匠・たかのてるこさんの

「モンキームーンの輝く夜に」という旅行記を読み始めた。

その中で印象的だった言葉がある。

-「日本人として生まれた」ということは、「世界を自由に旅する

パスポートを手に入れた」も同然だったということ。-

日本人は他の国の人に比べて、厳しいしばりもなく、色んな国に行き来できるのだ。

インドで感じたのは、色んな国の人が日本人に対して友好的なんだ。という事。

きっと少なからずこの事がこのインドの旅を手助けしてくれたはず。

日本にいると気付けなかったけど、日本人に生まれてこれた、

そのことだけでとても恵まれていることなのかもしれない。

今までチャンスはたくさんあったはずなのに、

「私には絶対無理だ。」って決め付けている事。

でも今回の旅みたいに、ほんのちょっとの勇気で、

簡単に乗り越えられてしまうこともある。

2万円で手に入る無限の可能性。

素晴らしい事だと思うし、私もこれからチャンスがある限り

それを生かして、色んな国を旅してみたいと思った。

知らない世界をもっと知りたいなぁ。

そんなことを思いながら、機内での時間を過ごしていた。

いやしかし、機内って本当に乾燥するのね!

この間テレビで見たんだけど、機内の湿度って0%に近いらしいですな。

行きはマスクをしないで大失敗したから、

ごはんを食べる時以外はずっとマスクをしていた。

2

(余談ですが、機内食をパチリ。)

そんなこんなで、ほぼ予定通りに成田空港に到着!!

Photo_6

(写っているのはJALですが、、)

飛行機を降り、空港へ入ると中は薄暗くて、

冷房もほとんど効いておらず、蒸し蒸しとしていた。

それが今日本はまだ震災後の大変な状況下にあるんだ、

ということを思い出させた。

Photo_5

(出国審査へ向かう途中の通路に日本的な展示が。やっぱりホッとする)

まずは預けたあの恥ずかしいリュック荷物を取りに行かねば。。

ベルトコンベアーから出てくる荷物を眺めていると、

ラップにグルグル巻きのコロンとした荷物、

出てきた瞬間に「私の荷物だ!」とわかった(恥)

Photo_7

(しつこいようだがもう一度、、、UP)

すぐさまそれを引き上げ、ラップをはがす。

改めてみてもホントにダサいかばんだな(苦笑)

それを抱えて、吉祥寺駅行きのリムジンバスに乗り込む。

Photo_8

(あとは自動的に家の近くまで行くから、もう安心だ。。)

と心底ホッとして、深い眠りに落ちていくのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

というわけで、初めての海外1人旅 IN インド は、大成功!!!

・・・と言いたい所ですが、持ち帰ったあの恥ずかしいリュックが

その後、我が家に大被害をもたらすなんて、夢にも思わなかった(泣)

リュックを部屋に数日放置していたところ、インドの強烈なダニが

我が家に住み着いてしまったようで。。。

寝ている時に飛び起きるほど強烈なかゆみが走り

数週間、ずっとダニに悩まされ続けたのだ!

それを退治するのが本当に大変だった・・・

宿1泊分の値段を出して買ったあのリュックは

もちろん闇に葬り去りの刑。

気候が寒くなるに連れ、ダニは激減。

日本に四季があって良かった~。と思わずにはいられなかったよ。

みなさんももしインドに行くことがあったら、

帰って来たあと荷物の処理に十分ご注意を!!

******

というわけで、『インドであたしゃ考えた』完結です!!

今まで読んで下さったみなさん本当にありがとうございました。

死ぬ覚悟で行ったインド、この旅行記を読んで、インドに行ってみよう!

と思ってくれる方がいたらすごく嬉しいです。

行った方がいたらこっそり私に教えてくださいね。

この旅で得られた「やる気があれば何でもできる!」っていう自信は、

すぐには現れず、生活をしていく中でじんわりと私を満たしていってくれています。

旅は自分を探すのではなく、自分が培ってきたものを

再確認するものなのかもしれないなぁ、と思いました。

余談ですが、夜行列車で出会ったプラディープとは

その後連絡が取れ、今でもたまにメールのやり取りとしています。

(もちろん英語で!)

メールや便利なもののおかげで、繋がれる部分って現代ならではですね。

おもしろおかしい、そしていい出会いがたくさんあった旅が

またできた時は、旅行記を書きたいと思います。

みなさんも楽しい旅をたくさんしてくださいね!!!

*** 藤元りょうこ ***

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ryoko_fujimoto

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2011年12月29日 (木)

『インドであたしゃ考えた』6・7日目・ニューデリー滞在編・その6

お次は「6・7日目・ニューデリー滞在編・その6」をお送りいたします!

日付は8/11(木)。インド6日目~7日目(最終日)を満喫中!

ニューデリー駅から宿に戻る途中、まさかの腹痛に!

無事に宿にたどり着けるのか?!

*****

ニューデリー駅からメインバザールに入り、

宿に戻る途中、急にお腹が痛くなってきた。。

(まさか、インド最後の夜にインドの洗礼受けちゃうの?!

やっぱりさっき飲んだペプシがあたったかな。。)

ホテルまではあと5分くらいで着く距離にはいるが、

歩けば歩くほどかなり危ない状況に。。

必死にホテル近くにある目印の看板を探すが、

なかなかそこまでたどり着かない。

公衆トイレの場所はどこだかわからないし。

この旅で公衆トイレを使ったのが夜行列車のみ。という状況。

できることなら使わない方向で済ませたい。

どこかのお店に入って貸してもらおうか?

でも断られるかもしれないし、このままホテルに

真っ直ぐ向かうのが一番良さそう。。。

迷いを捨て、それはもう必死に歩き続けた。

それでも(もうだめかもーー!!)と思った時、前方に

オレンジ色に輝く目印の看板を発見!

(あとちょっとだ!がんばれ~!)と自分で自分を励ました。

やっとの思いで宿に着くと、フロントにはチェックインの手続きをしてくれた

優しいお兄さんがいて「観光はどうだった??」と話しかけてくれた。

が、「ベリーグッド!!」とかなんとか笑顔で返事するので精一杯。

その後一気に階段をかけ上がった。

お兄さんはいつも優しく話しかけてくれてたのに、

あっさりとした会話しかできず、申し訳なかったなぁ。。

急いで部屋に入り、トイレに向かう。情けない話だが、

本当に間に合わないかと思ったが、危機一髪で間に合った。

(お食事中の方がいたらごめんなさい。)

実のところ、日本を発ってからインド滞在3日目位まで物凄い便秘に悩まされていた。

恐らく緊張状態が長く続いていたためだと思う。

それが段々とインドに馴染んでいくうちに便秘も解消されていき、

しまいには完全にすっかりすっきりしてしまった。

激しい腹痛にもならなかったし、実はインドの生活が肌に合っていたりして。

とにもかくにもインド最後の夜まで何事もなく、

今こうして無事に宿にも帰って来ることができたから、

きっと無事に日本にも帰国できる気がする。

初めての海外一人旅は成功目前だ!

そう思えたら、心底ものすごくホッとした気持ちになった。

少し疲れてはいたけど、まずは明日の荷造りをしなきゃ。

お土産を買ったことにより増えてしまった荷物をどうやって

日本に持って帰るか?というのが、1番大きなテーマだ。

機内に持ち込める荷物は旅行カバンサイズの物がひとつと、

貴重品なんかを入れる小さなバッグひとつまで、となっているみたい。

ということは増えた分は預け荷物にする必要がある。

バックパックの中には、日本ですぐ使う物やすぐ配りたい

お土産を中心に入れることにした。

そしてバックパックに入りきらなかった物や、帰国後すぐには

使わない物は、明日メインバザールで安いカバンを買って、

預け荷物扱いで日本に持ち帰ることにした。

もし手違いで、預けた荷物がどこか遠い国に

運ばれて無くなってしまってもいいように。。

この荷造りの時大活躍したのはセロハンテープ。

お土産を梱包する時に使って、すごく助かった。

だいたい荷物をまとめ終えたので、ベッドの上でゴロゴロしながらテレビを見る。

ちょうど目を引いたのがインドのドラマ。

昔日本の日曜の朝にやっていたような、ヒーローものの

実写版のような造りで、予算がないのか撮影技術が足りないのか

ザ・合成!!っていう感じがバリバリのドラマ。

言葉は全くわからないのに、見ているだけでだいたいの内容がわかる。

芝居もだいぶ大根役者が揃っているようで、突っ込み所満載で面白かった。

そのドラマが終わってしまうと、今度はインドの音楽番組を見だしたりして。

インド最後の夜ということもあってか、興奮してしまってなかなか寝付けず。。

結局、かなり浅い眠りで3時間くらい寝たあと、

朝は7時くらいに目が覚めてしまった。

なんだか外は相当強い雨が降っているようだ。

(この雨でお店が閉まっていたらピンチだなぁ。)

とりあえず出かける準備をして、9時過ぎにメインバザールまで出てみた。

まだ外は大雨が降っていて、一瞬で足元がびちょ濡れに。

しかし幸いな事に、お店は何軒か開店しているようだ。

一歩ずつゆっくり歩いて行くと、すぐにカバン屋を見つけた。

黒いボストンバッグを見つけたので、店員さんに値段を聞くと

「1000ルピー」なんてとんでもない答えが返ってきた。

安くして、と言ってもほとんど値引きしてくれない。完全になめられてる。

次に目をつけたのが黒いナイロンのリュック。

マチもかなりあるので、小さいながらもかなり荷物が入りそうだ。

「これはいくら?」と聞くと「500ルピー」とのこと。

(なぬー?!今泊まってる宿の金額と100ルピーしか

変わらないじゃん!怒。ぼったくりおってー!)

リュックの背面にはドでかく、かなりださいマークが入っているのが少々

気にかかるが、時間もあまりないし、この際少々値段が高くても仕方がない。

何度か交渉して結局400ルピーで購入。

お店を出ると、さっきまでどしゃ降りだった雨がすっかり上がっていた。

次は近くにあった雑貨屋に立ち寄る。

ある友達から「変な置物を買ってきてほしい。」という依頼があり、

そのミッションをまだ遂行できていなかったのだ。

店内を見回すと、あったあった!インドの神様置物。

その中から「変な」置物を探さなくては。と迷う間もなくあっさり発見。

この置物は「クリシュナ」という神様で、神様相手に失礼な話しだが

おかしな感じに立て膝をついて、とぼけたお顔をしている様子が、

日本人の私にはとても「変」に思えた。

(写真を撮り忘れたのが大変無念。)

店員さんに値段を聞くと40ルピーとのこと。

バラナシで同じような神様置物を買おうとしたら200ルピー

って言われただけに、ものすごく安い気がした。

他にはおばあちゃん用に小物入れ、自分にブレスレットを買った。

店員さんに「ディスカウントプリーズ!」と言うと、ちょっとだけおまけしてくれた。

この店員さんは、押し売りすることもなかったし、

すごく穏やかで、爽やかな笑顔が素敵だった。

おかげでインド最後のショッピングがいい思い出となったよ。めでたしめでたし。

さぁ、そろそろ宿に戻って最後の荷造りしなきゃ!

部屋に戻り、さっき買ったリュックに残りの荷物を詰めていく。

結構パンパンになってしまった。

Photo_3

(ロゴがかなりイカすでしょ?リーボックの略?笑)

荷物を押し込めながらチャックを閉めきろうとしたその時

「ビリッ!!!」

なんと本体とチャックの間が張り裂け、大きな穴が開いてしまったのだ!!

買ったばかりだというのに。。完全にインド製品をなめていた…。

穴が開いてるから全く意味がないけど、閉じたチャックに鍵を取り付けてみた。

Photo_2

(私なりに必死に繋ぎ止めてみました。)

この鍵で何が守れると言うのだー!この時の虚しさったらないよ。。

今からバックパックの中身をこのリュックに入れ替えて、

機内持ち込みにすることも考えたけど、さすがにもう時間がない。

とにかく出かける準備をして部屋を出た。

Photo_4

(さらば!お世話になった部屋)

フロントまで行くといつもの優しいお兄さんがいた。

お金を払っている時、「友達にもこのホテルを薦めてね」と言われた。

私は「OK!!」と笑顔で答えた。

このホテルはリピーターが多そうだし、お兄さんもいい人だったし、

またニューデリーに来る機会があったら是非また利用したいな。

重い荷物を抱えてニューデリーの駅へ向かう。

さっきのカバン屋の横を通り過ぎる時、文句のひとつでも言いたい所だったが、

今さら何を言っても時間の無駄なので、グッとこらえた。

ロータリーを見ると昨日の陸橋を渡らなくても、

いくつか地下鉄に入れそうな階段があったので

そのひとつに入り、切符売り場の窓口に向かう。

途中こんな物がありました ↓

Photo_5

(インドの公衆電話。女の人の顔がシュールです。)

Photo_6

(このフリスクを食べると、彼女にぶたれた時くらい目が覚めるそうです。)

窓口で路線図を確認すると、なぜか空港に向かう

ルートが書かれていないが、とりあえず列に並ぶ。

自分の順番がきて、窓口の人に「エアポート」と伝えると、英語で何かを言っている。

すると周りにいたインド人達がみんな「グリーンライン!グリーンライン!」

と言って、さっき降りてきた階段の方を指差している。

それを見て、やっと自分が間違った場所にいたことに気が付いた。

「おぉー!センキュー!センキュー!」とお礼を行って、ダッシュで階段をかけ上った。

(ホント、インド人って親切すぎて泣けてくるぜっ!)

グリーンラインとは空港行きの路線のこと。

地下鉄は路線ごとに色分けされているのだ。

地上に出ると前方に周りの建物とは明らかに雰囲気の違う、

ガラス張りの超近代的な地下へ降りる階段があった。

地下へエスカレーターで降りていくと、無駄にだだっ広い空間が

広がっていて、奥の方に切符売り場がある。

どうやらここはインディラー・ガーンディ空港へ向かう専用の改札のようだ。

これからインドがどんどん発展していったら、

今は無駄に広い空間も人で溢れ返るのかなぁ。

切符は窓口ではなく、外に自動販売機があって、案内係の方が

切符の購入からお釣り・レシートの受け渡しまでしてくれた。

(なんてサービスがいいんだろう!)

例のごとくセキュリティチェックを受け、改札をくぐり

ホームへ行くと、すぐに電車が来た。

乗り込んだ車両には私しか乗客はおらず、誰に気兼ねすることもなく

地下鉄よりも更に近代的な車内に興奮して、その様子をパシャパシャ撮った。

Photo_7

(宇宙ステーションに連れて行かれてしまいそうなほど、近未来的です。)

電車は何駅か走ると地上に出て、その景色を眺めていると、

いよいよインドともお別れなんだなぁ。。と思い、とても寂しい気持ちになった。

ボーッと外を眺めていると、空港が近付いてきたのか電車は再び地下に潜った。

駅に着いて案内板に促されるまま歩いていくと、出発ロビーに到着。

外の景色を眺めていると、7日前この空港で送迎のロニさんと出会い、

出会った直後にパシらされたことが、ものすごく

遠い日に感じられ、不思議な気分になった。

色んな想いが頭を駆け巡る中、まずは両替コーナーに向かう。

「トーマスクック」というインドでは有名な銀行のカウンターへ。

残っているお金は1000ルピー未満の紙幣と小銭。

それら全てをカウンターに出すと、両替を断られた。

どうやら1000ルピー以上の高額紙幣しか両替してくれないらしい。

こんなことってあるの?!受付の人も冷たかったし、

両替をしてくれなかったことにも少し腹が立った。

インドのお金はインドでしか両替できないのにさぁ。。

まぁ、またインドに来なさい。ってことかなー!と思うことにして、

次はチェックインカウンターに向かう。

その途中、素晴らしいサービスをしているコーナーを発見!

そこはトランクのラッピングサービス。

ラップでグルグル巻きにして、傷がつくのを防ごうというものらしい。

(さっき張り裂けてしまったリュックをこれでくるめば。。!ナイスアイデア!!)

さっそく従業員の人にいくらか聞いてみる。と、なんと200ルピーもするではないか。

リュックの代金400ルピーとラッピング代を足すと、、、

なんとさっきまでいた宿と同じ料金やないかいっ!

ほんとにアホくさくなってきたけど、なんだか笑えてきた(笑)

とりあえず使えないリュックはグルグル巻きの刑。

Photo_8

(見るも無残な姿。。。)

そのあとチェックインカウンターへ向かった。

受付の人にその恥ずかしいリュックを預け、難なくチェックイン完了。

そのあとはコーヒーでも飲みながら出国カードでも書くか!

と、売店に行き、冷たいカフェオレとポテトチップを購入。

その時、売店のお兄さんが私が身に付けていた古い切手でできた

ネックレスに気付き、何やら話しかけてきた。

「それどこの国の切手??」とかそんなようなこと。

そのやり取りを見ていた他の店員さんも「なになに??」と話しに加わりだした。

その後も私が買ったカフェオレに「生クリームをトッピングすると

もっと美味しくなるよ~!」とか、色々話しかけてくれた。

日本だったら仕事中こんなにフランクに初めて会ったお客さんに

話しかけることってなかなか出来ないよね。このゆるさ、いいよなぁ。

多分これがインド人との最後のやり取りか。。

ちょっとした出来事なのに、いちいち名残り惜しくなってくる。

みんなにバイバイ!と言って、ベンチに腰かけた。

ポテチを食べながら時計を見ると意外と時間がギリギリになってしまってたので

急いでカフェオレを飲み、ガイドブックに書いてある

例を参考に出国カードに記入していく。

この時いくつかわからない項目があったのだが、行きにインドへの

入国カードをデジカメに納めていたことを思い出し、急いで写真を探す。

(おぉ~!写真撮っておいてよかった。答えは全部ここに写ってる!)

他にも滞在していたホテル名を書く欄もデジカメに

撮っておいたルームキーを見て記入した。

パー子のようになんでも写真に撮っておくと便利だなぁ!

その出国カードを握りしめ、またもやダッシュで出国ロビーへ向かったのだった。

(いつも走ってばかり。。。笑)

*****

次回はいよいよインドとおさらば!出国いたします。

この後も珍道中は続くのか?!

乞うご期待!!

*****

いつもインド旅行記を読んでくださっているみなさん、こんばんは!

(本当はこのブログ、音日記なはずなんだけど・・・)

最初は10話くらいで終わるだろ~。と思っていたこの旅行記が

こんなに長くなってしまったとは、、、

恐らく次回で完結編を迎えると思います。

いつも「おもしろいよー!」とか嬉しい言葉をかけてくれたみなさん

本当にありがとうです!!

最後まで楽しんでいただけたらこれ幸いです。

お付き合い、どうぞよろしく!!!

*****

次回のライブはちょいと先です。

2012/2/7(火)

下北沢 mona records   初めてのオハコです!

詳細が決まり次第、ホームページにUPしていきますね。

*** 藤元 りょうこ HP ***

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ryoko_fujimoto

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2011年12月27日 (火)

『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その5

お次は「6日目・ニューデリー滞在編・その5」をお送りいたします!

日付は8/11(木)。インド6日目を満喫中!

ジャマー・マスジットからコンノートプレイスへ戻ります!

*****

ジャマー・マスジットに行って、また新たなインドの現実を垣間見た。

豊かさのすぐ真横で貧困にあえぐ人々が暮らしている。

自分だって日本では決して豊かではないけど、自分の意志でこの地に

足を踏み入れることができるのは、やっぱり豊かなのだ。

インドからの問いかけに、じっくりゆっくり考えを巡らせたいのだが、

ヤツはそんな暇も与えてくれやしない。。

お髭「お茶飲むか~?おなかすいてないか~?

マッサージ行く~?(以下延々と続く)」

さっきから痛んでいた頭がさらに輪をかけて

痛みを増してきたため、完全にシカトを決め込んだ。

何も反応しなくなった私に腹を立てたのか、恐らく

下ネタと推測される話を息つく間もなくお髭は話出した(苦笑)

結局、ジャマー・マスジットを出てから、最初に出発したコンノートプレイスまで

70ルピーで行ってもらうことになったのだが、この道中

お髭はやたらと私のホテルまで送ってあげる、と言ってきた。

「どこのホテルに泊まってるんだ??」

と、しつこく聞いてきたから適当にごまかしていた。

しかし止まらぬマシンガントークに頭がガンガンしてきたため、

ホテルのそばまで行ってもらった方がいいかもなぁと思い、お髭に

「メインバザールまで70ルピーで行ってくれる??」と聞くと、「OK!」とのこと。

その後もしつこくホテルを聞かれたが、ひたすらごまかし、

それにムカついたお髭は下ネタを連発する。

以下このやり取りが延々と続く。。。

リキシャがメインバザールの中程に差し掛かった頃

「この辺りで降ろして」と言うと、お髭は道の脇にリキシャを止めた。

今までの料金をお髭に手渡すと、なんとヤツは私の目を一切見ず、

お金だけ無言で受け取り、私が「ありがとう」と言って

その場を去ろうとしている時も、終始私を無視!!(怒)

たぶん私がヤツの勧める誘いに何ひとつ乗らなかったのが

相当気にくわなかったのだろう。

(なんてやなヤツ!! とんでもないヤツに出会ってしまったもんだ。。)

Photo

(こちらがそのとんでもないヤツこと、お髭です。)

この怒りが頭痛をさらに悪化させた。

宿に戻りまずしたことと言えば、頭痛薬を飲むこと。

後にも先にも薬のお世話になったのはこの時だけ。

インドに来て下痢止めじゃなく、頭痛薬しか飲まなくて済んだのは

幸か不幸か。。。皮肉なもんだ。

少し休んだら、お土産を買いにまた出かけようと思っていたのだが

頭痛と疲れでものすごく体が重くて、結局2時間くらい横になっていた。

このまま寝てしまおうかとも思ったけど、インド最後の夜を

ホテルで寝て終わってしまうのは悔しすぎる。

しかも朝からちゃんとした食事をしていないし、

このタイミングを逃したら、朝まで飲まず食わずになってしまう。

重い体を無理やり起こして、また出かける準備を始めた。

家族や友達へのお土産探しをするためにガイドブックを開くと

またもや行きたいお店はコンノートプレイスの辺り。

(もう行きたくないんですけど~~)

もしくは地下鉄では行けない距離にあるお店。

只今の時刻、18:00。なかなかいい時間になってしまった。

体調的にも時間的にも、オートリキシャの交渉をしなくて済む

徒歩か地下鉄で移動できる距離にあるお店に的を絞ろう。

その条件に合う中で一番気になったお店は、コンノートプレイスから近い

「オックスフォード・ブックストア」というおしゃれ雑貨店。

まずは徒歩でその場所を目指すことにした。

宿からメインバザールに出ると、いつも天気が悪くて

灰色だった空が、今はきれいな水色に染まっていた。

さっきまではデリーという街を本当に嫌いになりかけたけど、

この空を見て、(楽しかったインドを嫌いになりたくないなぁ。

こんなに綺麗な空を見れたんだから、まいっか~!)と思うことにした。

この時の気持ちを忘れないように、そう思わせてくれた空を写真に納めた。

Photo_3

(インドに罪はありません。素敵な青空と思い出をありがとう!!)

メインバザールからニューデリー駅の方へ出て、大きな通りを

15分位歩いて行くと、さっき訪れたコンノートプレイスが見えてきた。

「オックスフォード・ブックストア」はコンノートの

1番外側の通り沿いにあるので、そこを目指して歩いて行く。

Photo_4

(コンノート周辺。1番右にあるビルが目的地周辺です。遠っ!)

今度は意外にすんなりと目的地周辺にたどり着いた。

Photo_5

そこには巨大な敷地を取り囲むように大きな柵が立っていて、

その中にお店が入っているであろうこれまた巨大なビルが建っている。

Biru

(こちらがその巨大ビル)

ビルの正面から入れるもんだとばっかり思って、近づいてみると

正面にも柵が張り巡らされていて、敷地に入る入口の門が全然みつからない。

周りをうろうろしていると、歩道に突っ立っていたおじさんが、いつの間にか

私についてきて、「この建物の入口はあっちだよ」と教えてくれた。

私はまた変な客引きかと思って適当に相づちを打つと

おじさんはどこかに行ってしまった。

(ただの暇人だったのかなぁ?珍しく欲のない人だったなぁ。)

おじさんの言った通り、ビルの左側へ歩いて行くと、

裏門のようだけど、確かに入口らしきゲートとドアが見えた。

そこには警官がいて、建物に出入りする人をチェックしているようだ。

警官にお店の名前を伝えると「店は閉まってる」と言われてしまった。

(んなバカな! だって今はまだ18:30で、

閉店まであと1時間半もあるやないかい!)

と心の中ではそう思ったけど、インドでは警官が言うことは絶対。という印象がある。

外国人はないだろうけど、彼らの気まぐれで逮捕されたという話もあるようだし、

変に機嫌を損ねるようなことはしない方がいいみたい。

すごすごと来た道をもどると、またさっきのおじさんがいて、話しかけてきた。

(やっぱり客引きかなぁ?)と思ったけど、他愛もない会話をして

またどこかへ行ってしまった。

(話しかけてくる人で客引きじゃない人もいるんだ~。ほんと謎な人多いなぁ。)

いやはやしかし、困った困った。

他にお土産を買うようなところがないんだけど。。。

とりあえずコンノートプレイスに雑貨屋さんがないか探しに行ったが、

あるのはお菓子や食料品を売っているお店や、雑貨屋でも

インドっぽい物がほとんど売っていないお店だったり。

インドのお土産を買うにあたり、食料品は避けたい(あげた人にお腹壊すと

思われたら嫌だし)と思っていたから、別のお店を探すことにした。

コンノートの中心部・地下にマーケットがある、と

ガイドブックに載っていたのを思い出し、そこへ向かった。

コンノートの中心には服なんかを売っている出店が

たくさん並んでいて、人でごった返している。

段々と空が暗くなってきた上に、インド人の浅黒い肌に

大きなぱっちりした目と、きれいな白い歯が浮き出て見えた。

勝手な妄想だけど、その様子はいつものフレンドリーなインド人では

なくなってしまったような気がして、急に少し怖くなってしまったのだった。

とりあえず地下に伸びた通路を進むと、またもや

地下鉄に乗る時と同じセキュリティチェックをしている。

マーケットへ行くにはここを通過し、さらに奥へと進まなければならないようだ。

マーケットは安全だとは思うけど、中の様子が全くわからず

怖いので、マーケット行きは諦めた。

バラナシで犬に追いかけられた時のがよっぽど怖かっただろうに、

弱気になってしまって、ちょいと情けない。

もう時間もかなり限られてきていたから、すぐさま地上に出て

さっき通ったお菓子や食料品が売っているお店に行くことにした。

(結局食べ物買うんかい!)

中に入ると、絵に描いたようなかわいらしいおじいさん(どんな爺さんだ?)と、

インド人ではなさそうな青年の二人が、お店を訪れるお客さんをもてなしていた。

Yahoo!JAPAN

店内をぐるっと見回すと、アンティーク調の造りで、生野菜から

スパイスまで何でも売っているスーパーのような品揃え。

その中から「かさばらず」、「溶けず」、「崩れない」物を探し始めた。

バラまき土産はキャラメルお徳用。あとはクノールみたいなカップスープセット。

かなりかさばるから躊躇したけど、インドといえばやっぱり紅茶か。

という事で、四角い箱に入ったティーバックセット。

結局かなりの量を買ったので、結局かさばってしまった(ガビーン!)

ありがたい事に、おじいさんが不織布(っていうんですかね?)でできた

ちょっと丈夫で見栄えのいいバッグに買った物を入れてくれた。

本当にお土産選びのセンスがない私は、やっとの思いで

ミッションを完了させられた事に心底ホッとしていた。

溢れんばかりの笑顔を振りまいてお店を後に!

ただ今の時刻、19:45。さぁて、そろそろごはんを食べて宿に戻らないと。

しかし、体調はさっきの頭痛から今度は胃痛に発展していて

さすがにカレーだけは食べたくない。。と思っていた。

不思議な連鎖反応なんだけど、お髭のせいでインドを嫌いになりそうに

なったら、今度はカレーの匂いさえも体が拒否反応を起こし始めたのだ。

街中でカレーの匂いがプ~ンと匂うと「オエッッ!!」っとなってしまう。

インド最終日にとても悲しいのだけど、日本人にとって

とてもポピュラーな食べ物が食べたくなってきて、

入ったお店が「ケンタッキー」・・・・・。

コンノートの中にあるケンタに行くと、なんとお店の前に警備員さんが立っていた。

その警備員さんがわざわざドアを開けたり閉めたりしてくれるのだ。

インドではファーストフードもまだ高級なお店なのかもしれないね。

レジにあるメニューの中から、カレーが入っていない

ハンバーガーとポテト・ペプシのセットを注文。

はっきりとは思い出せないが、お値段は日本の半額位だったかと、、、

Photo

久しぶりのポテトがうまいうまい!!

ペプシも氷がインド水で作られていたらアウトなんだけど

氷が溶け出さないうちに一気に飲んでしまえ!と、半分くらい一気飲み。

めちゃ爽快~!!炭酸ってすばらしい。涙

そして今夜のメインディッシュ、コロッケみたいなハンバーガー。

(いただきますっっ!!) パクッ!!

食べた瞬間、お口いっぱいに広がるカレー・フレーバー(笑)

(うぉーーー!! 早く日本に帰りたい!!!・・・・涙涙涙)

この時、インド滞在中初めてホームシックにかかり、泣く寸前だった。

その後どうしてもハンバーガーだけは食べることができず、お店を後に。。

インドなのにカレー味じゃないメインディッシュがあるわけないだろ!

こんな事なら無難にチキン2本セット頼めばよかった!バカッ!

と、自分で自分に腹を立てながら、地下鉄の駅に向かった。

結局この日はろくな物食べてないな(笑)

昼間も降りた「RAJIV CHOWK」駅から地下鉄に乗り込む。

Eki

(ホームの風景)

夜のラッシュで車内はかなり混雑。日本と変わらない風景だなぁ~。

と思いきや。。。人で溢れかえる車内にライフルを肩から

ぶら下げた警官が乗り込んできた。しかも私のまん前に立ってる。

(オー・マイ・ガー・・・・・ライフル暴発したら真っ先に死ぬのはあたし。。。)

体をできるだけ海老反りさせ、恐怖の1駅の旅を無事に終えたのだった。

降りた駅は「NEW DELHI」。ここはホームは違えど、

夜行列車に乗り込んだ駅だから、宿の方向なんかはだいだい予想がつく。

と思いきや、改札を出て地上に出ると、宿とは真逆の方へ出てしまった。

この時、今朝宿で知り会ったフランス人のおばあさんの話を思い出した。

(地下鉄の駅に行くには陸橋を渡るといいわよ)と。

一番近い陸橋の階段まで行くと、陸橋の上やその周りには

人で溢れていて、階段もゲートで塞がれている。

そのそばにはまたもや警官が。。。

「向こう側に渡りたいんですが。。。」と恐る恐る話しかけると

「だめだ。向こうへ行け」と冷たく言い放たれた。

(うそー・・・・陸橋が渡れなかったら宿までまたオートリキシャに

乗んなきゃいけないの?! もう交渉するのやだよ~。。)

かといって歩いて帰るのは体力的に厳しそうだし、危険。

でも夜オートリキシャに乗ったらどこに連れて行かれるか

わらないし、絶対避けたいところだ。

この警官の言うことを信じて、指差していた「向こう」

と言われる方向へ歩いて行った。

すると、だいぶ人が減ってきて、目の前にもうひとつの陸橋が見えてきた。

(陸橋あったー!!よかった~~!!)

そこにも警官がいたけど、今度はすんなり通してくれた。

陸橋を登り始めて、さっきの陸橋を渡れなかった理由がやっとわかった。

夜行列車の発車前だったから、乗客だけを陸橋からホームへ入場させていたんだ。

そんなことを考えながら階段を登りきると、数日前

夜行列車に乗り込む前に見た光景が目の前に広がった。

Photo_2

(あぁ。本当に今夜がインド最後の夜なんだなぁ。)

と思ったら、今までの出来事がフラッシュバックして、ものすごく泣けてきた。

色んなことがあったけど、インドに来れて本当に良かった、って思えるし

インドが大好き!!絶対また来る!!!

と思って見上げたら、まん丸お月様が夜空に浮かんでいた。

(この月は日本でも見れるんだよね。地球って本当につながってるんだね!

日本でも月を見上げたら、きっとこの夜のことを思い出すだろうなぁ)

感動しまくりながら、必死にデジカメのズームで月を撮っていた。

Photo_3

(残念ながらぼやけてしまいましたが、あの日の月!!)

そしたら、それを見ていたのかインド人夫婦が話しかけてきた。

インド人の女性から話しかけられたのは初めてのことだ。

ちょっとびっくりして、話を聞こうとするが言葉がわからず

結局苦笑いをして、私はその場を立ち去った。

ペテン師夫婦? それとも私のことを心配してくれたのかな?

ほんと、インドって意味不明!笑

もう21時になるから、本当に宿に帰らなくちゃ!

見慣れたメインバザールを宿に向かって歩き出す。

(ん・・・? なんか微妙に、というかかなり

おなかが痛くなってきたんですがーーー!!! 汗汗汗)

******

宿を目前にしてまさかの腹痛。。。

無事宿に辿り着けるのか?! 

それとも公衆トイレデビューしてしまうのか?!

次回、乞うご期待!!

******

遅ればせながら、先日12/22は渋谷Wasted Timeで歌い納めでした。

お聴き下さった方々、ありがとうございました!!

Wastedのみなさんも1年お世話になりました。ありがとう☆

自分なりに納得できる気持ちで歌い終える事ができました。

みんなにとっても自分にとっても色々あった1年だったけど

色んな意味で「生きてる。」って感じられた1年だったと思います。

2012年、どんな年になるか全くわからないけれど、

毎日毎日、大事に過ごす!これに限ります。

今年もたくさんありがとう。来年もどうぞよろしく!

******

次回のライブはちょいと先です。

2012/2/7(火)

下北沢 mona records   初めてのオハコです!

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2011年12月21日 (水)

『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その4

お次は「6日目・ニューデリー滞在編・その4」をお送りいたします!

日付は8/11(木)。インド6日目を満喫中!

「フマユーン廟」を目指し、レッツラゴー!

*****

タージ・マハルに行けなかった気持ちを少しでも埋めるべく、

「フマユーン廟」という、タージ・マハルに似ている

建物を見に行くことに決めた私。

まずはそこへ行くための足、オートリキシャを見つけなければ。

ドライバー達がたむろしている交差点まで行き、

そこでくっちゃべっていたおじさん数人に声をかけた。

ガイドブックを見せて「ここ(フマユーン)まで

行きたいんだけど、いくら?」と、聞いてみた。

すると、1人のドライバーが「$10」と言い出した。

(なぜ$??)

勝手な予想だけど、ルピーに慣れてきたところで

ドルで金額を提示することで、観光客を混乱させるとか、

ルピーより慣れ親しんだドルの方が交渉がすんなり運ぶからかなぁ。と。

久しぶりに「インド人には騙されないぞ」精神が甦り、

ドライバー陣に「ルピーで言って!!」と強めに言った。

ドライバーの1人が他のドライバーを押しのけるように

「フマユーン廟まで440ルピーでどうだ??」と言ってきた。

正直言って高いのか安いのかよくわからない。

「うーん」と迷っていると、そのドライバーが

「$35払えば、フマユーン辺りにある見所を

ぐるっと回ってあげるよ」と言ってきた。

(だからー。。ルピーで言ってよ) と思いつつ、面倒くさいので、

「30$にまけて。ルピーだといくら?」

「1320ルピーだ。どう??」とのこと。

いま「$1=80円」として、「$30=2400円」。

それを「1ルピー=2円」で割るとだいたい「ルピー1200」。

まぁ、だいたい金額は合ってるなぁ。あとはそれが高いか安いか。。

今まで乗ってきた乗り物や宿・食べ物など、

色んな物の値段を頭の中で必死に思い起こした。

(高い気もするけど、また別のドライバーに交渉するの

面倒くさいから、この人に頼もうかな。。)

ドライバーにもう一度、ガイドブックを見せ、ルートと金額を確認。

「あなたにお願いするよ」と伝えると、そのドライバーが思いきりガッツポーズをして、

物凄い上機嫌になり、「(オートリキシャは)こっちだ!早く来て!」

と強引にその場を離れようとした。

その様子を見て、(あぁ~、やっぱりかなりぼったくられるんだなぁ)と悟った瞬間、

「やっぱり止める。ごめんなさい。」とドライバーに告げ、

くるっと踵を返し、さっき来た道に歩き出した。

もちろんドライバーは大慌て。

「なんでだー!?」とずっと叫んでいたけど、振り返らずにずんずん歩き続けた。

一度OKしただけに、ちょっと申し訳ない気もしたけど、

まだリキシャにも乗ってなかったし、まぁよしとしよう。

ドライバーが見えなくなった辺りで、またもや地下鉄駅にもぐる

階段を降りていった。(地下最高。。)

もう一度ガイドブックをよく見て、相場を確認しようとしていたら、

警官の格好をしたインド人に話しかけられた。

警官「どこ行くの?」

私「フマユーンです。(この人、警官の格好してるけど、コスプレして

日本人騙そうとしてるかも。本物の警官だったとしても信用しないぞ。。)」

インドは警官でさえも要注意、って知恵袋に書いてあった。

(でもせっかく話しかけてくれたし、ひとつ質問してみよ。)

私「さっきオートリキシャのドライバーにフマユーンまで

440ルピーって言われたんですけど、本当ですか?」

警官「いやいや!フマユーンまでなら、40ルピーが相場だよ!」

私「えっ?!本当ですか?!」

警官「本当だよ!」

なんとさっきのアイツは相場の11倍ふっかけてきていたのだ!

10倍はよく聞くけど、微妙に11倍でふっかけてきた

そのセコさに無性に腹が立つ。。やっぱり無理矢理引き返して正解だった。

ようやく私も野性の勘が働くようになってきたぞー!

(もう明日帰国なんだけど~~涙)

ただの親切な人だったと発覚したその警官にお礼を言って、もう一度地上に出た。

さっきとは別の方向に向かって、オートリキシャのたむろしている場所へ向かった。

また何人かに声をかけ、フマユーンまで40ルピーで行ってもらえるよう、交渉開始。

その中の1人、立派なお髭が眩しいドライバーが一番積極的に交渉に乗ってきた。

彼(以後「お髭」と呼ぶことにする)は80ルピーじゃないと行かないと言い張った。

さっきまで色々歩き回って疲労がピークを迎えていたから、

面倒くさくなってその値段でOKした。

お髭のリキシャに乗り込み、いざ出発!

何斜線もある大きな道路をリキシャは進んでいく。

道は車でごった返していて、かなり空気が悪い。持参したマスクをかける。

例に漏れず、お髭も大変なおしゃべり好き。

かなりのスピードで運転しているのに、バックミラーで

私の目をガン見しながらマシンガントークをかましていく。

(頼むから前を向いて走ってくれ~~!!)と内心ヒヤヒヤしながら、

前方を指差し、「前を向いて!」的なニュアンスを伝える。

一瞬前を向くんだけど、すぐ後ろを振り返って、

「僕には日本人の友達がたくさんいるんだ!」と、

携帯電話の電話帳を開き、私に見せてきた。

そこには写真付きのアドレスがズラッと並んでいた。

インドの携帯は、日本のPHS位の大きさの物をよく見かけたけど、

小さいながらもなかなかの高性能っぷりに驚いた。

このお髭、日本人の友達がたくさんいることをしきりにアピールし続け、

私を安心させたところで、セールストークを始めようとしているのがバレバレ(笑)

(もっとうまくやってよ~)

お髭は、チャイは飲むか? 水買うか? マッサージはするか?

いい旅行会社を知ってるぞ! 俺にはたくさんの日本人の友達が…

この話を延々とループさせながらフマユーンまでの道のりを進んで行くのだった。。

あまりにもしつこいので、「まっすぐフマユーンに向かって!!(怒)」

と何度も叫ぶはめに。。

20分位走った所で、リキシャはフマユーン廟の敷地内らしき駐車場に着いた。

髭「着いたよ!俺はここで待ってるから、ゆっくり見てきな」と言ってくれた。

入場料は250ルピー。中に入ると緑がいっぱいで、

とても気持ちのいい空間が広がっていた。

Photo

観光客もあまりいなくて、久しぶりにのんびりとした時間が流れているのを実感する。

ヤシの木や、ザ・南国っていう感じのすごく大きな木がたくさんあったり。

そのまま進んでいくと、遠くにドーム型の建物が見えてきた。

Photo_3

(よくあるタージショットを真似てみました。

奥にうっすら白いドーム、見えますか?)

Photo_2

(門に近寄ったところ)

門を抜けると、パァーっと広い景色が広がって、

前方にタージマハルに似た建物が見えた。

Photo_4

(こちらがフマユーン廟です。左の改装中のカバーがちょいと残念)

第一印象は「なんて美しいんだ…」

フマユーン廟でこれだけ心をぐっと掴まれるものを感じるのだから、

タージ・マハルは想像を越える感動が味わえたんだろうなぁ。と思うと、

やっぱり実物のタージを見れなかったことが、かなり悔やまれる。

でもここへ来れて、本当に良かった。と思った。

建物の造りがとても繊細で、ぽぉ~っと見とれてしまう。

インド人の作る料理の繊細さに感動した気持ちと、なんだかリンクした。

Photo_5

ドーム型の建物の中央には、棺らしきものがいくつか並んでいた。

そしてドームの外側はかなり広さのあるバルコニーみたいになっていて、

その一角にも棺らしいものがいくつも並んでいた。

中には小さな子供が入れるようなサイズもいくつかあった。

なぜ屋外の中途半端な場所に棺が並んでいているのか?

それはちょっと異様な光景だったけれど、でも広い敷地に緑がたくさん

溢れてて、お墓であることをあまり感じさせず、すごくリラックスさせてもらった。

変な客引きとは無縁の空間。。

Photo_6

(バルコニーからの景色)

(このまま1日ボケーっとしていたいけど、そろそろお髭の元へ戻らねば。。

まさか私を置いていなくなってないよね?!)

と一瞬不安になったが、まだお金を払っていないのに、自らいなくなるはずもなく。

駐車場に戻ると、しっかりと笑顔で迎えてくれた。

この時、14:00。思ったより時間が余ってしまったので、

ここから近い「インド門」に、40ルピーで行ってもらうことにした。

そこへの移動中も、さっきと同じような内容でマシンガントークをかまし続けるお髭。

だんだん相手するのがめんどくさくなってきて、

「うん、うん、」と適当に受け流し続けた。

5分くらい走ると、インド門が見えてきた。

オートリキシャを近くの駐車場に停めて、お髭を置いてインド門へ向かった。

かなりの人でごった返していて、ジュースやアイスを売っている

売店なんかもチラホラ、ザ・観光地といった雰囲気。(入場料はかからない。)

Photo_7

インド門は第一次世界対戦で戦死したインド兵士の慰霊碑だ。

大きな門の下には慰霊の炎がゆらゆらと揺れていて、

それを監視するための護衛がいた。手にはライフル。

銃を間近に見る機会がない日本人の私には、

その光景に違和感を感じずにはいられなかった。

Photo_8

ここは門の周りをくるっと一周したら、他に大きな見所がなく、

5分位で観光は終了。(あっけない~!ちょっと虚しさ残る)

でもうるさいお髭の元へすぐ戻る気にもなれず、広場の隅っこに

腰を掛けてこれからのプランを考えることにした。

意外にまだまだ時間が残ってるし、あともう一ヶ所

どこか見物してコンノートプレイスへ戻ろう。

ガイドブックをパラパラ。

オールドデリー(旧市街地)という地域にある、インド最大のモスク

「ジャマー・マスジット」に行ってみることに決めた。

形はさっき行ったフマユーン廟なんかと似ている。

重い腰を上げ、お髭の元へ戻った。

「これからジャマー・マスジットに行ってもらえるかな?40ルピーで」と話を振ると、

「80ルピーじゃないとダメだよ。ここから遠いんだから!」とのこと。

何度も交渉したけど、面倒くさくなって結局80ルピーで行ってもらうことになった。

相変わらずのマシンガントークで街中を駆け抜ける。

お髭が何十回目かの「水買うか?俺の友達のお店に連れて行ってやる」

というセリフを発した時、1度くらいは誘いに乗るか。。と思い、

「買う」と告げると、歩道にあった売店にお髭は立ち寄ったのだった。

そしたらお髭自らお金を払い、ミネラルウォーターを買ってくれた。

が、変な貸しを作りたくなかったから「お金払うよ!」と

何度も言ったが、一切受け取ろうとしない。

彼なりの好意なのかもしれないから、ありがたく頂くことにしよう、と思った。

が、が、お髭の友達のお店でお水を買って、しかも

代金はお髭が払ったことが、かなり気にかかった。

もしお店の人とお髭がグルで、睡眠薬入りのミネラルウォーターを

連れて来たお客に飲ませる。と事前に打ち合わせていたとしたら。。

オートリキシャに乗ってる間に眠らせた後、身ぐるみはがされ。。。!?!?

インドなら有り得る(苦笑)

ボトルのキャップはしっかりしまっていたけど、万が一のことも考えて、

怪しまれないように一口だけ飲んで、あとは一切、口をつけなかった。

ジャマー・マスジットへの移動中も相変わらず、

お髭は同じ話を延々と繰り返している。

(この人ほんとしつこい!!怒)

かなり疲労もたまっていた上に、このエンドレストーク。頭がガンガン痛くなってきた。

お髭が話しかけてきても、もう無視!

そんなことを微塵も気にせず喋り続けるお髭。。

オートリキシャはオールドデリー方面へ向かって走り続ける。

途中、信号に引っ掛かって停まっていると、道の脇にいた

物乞いの人が、すかさず私たちの方へ向かって来る。

あまりじっとは見なかったけど、足がない老人男性のようだった。

杖をついて体を前進させていた。

お髭も慣れた様子で「見ちゃいけない。お金もあげちゃだめだ。」

と私に言い、その人を強い口調で追い払った。

まだその場から去ろうとしない老人。

信号が青に変わり、エンジンをふかし出した乗り物たちに

囲まれて、慌てて脇道の方へ移動して行った。

老人がひかれやしないかとヒヤヒヤしたよ。。。

危険だとはわかっていても、生活の術がここにしかない彼は、

次の信号待ちの時にも、きっと同じようなやり取りを繰り返すのだろう…

さっきフマユーン廟に行く時も、信号待ちで

まだ4~5歳位の兄妹とその母親の物乞いがいた。

私たちを見つけた途端、母親が子供達に「早く芸を披露しなさい!」と急かし、

兄が太鼓を叩き、妹がなんと小さな体でバク転をしだしたのだ。

それも私たちが去るまで、何度も何度も。。

正直、どうしたらいいのかわからなかった。

物乞いの話は日本を発つ前、色んな話を読んだり聞いたりしていたから、

特別驚くということはなかったけど、さすがに小さな子供が

物乞いをしていると、複雑な気持ちになる。

一度バラナシのサールナートで小さな女の子が寄ってきた時は、

何とも言えない気持ちになって、数ルピーをその子に渡した。

一食分だけでもこの子の成長の助けになったらいいな、と思った。

しかし、この親子に何の施しも無く去って行く私に向けられた母親の険しい眼差し。

私は母親が見えなくなるまで、その目をじっと見つめてしまった。

その時、不思議と同情する気持ちは湧かず、母親は今、

どんな気持ちでいるんだろう、ということが頭を支配してしまったのだ。

カースト制度は廃止されたけれど、現実としてまだ至るところに根強く残っている。

しかし、カースト制度があった頃の方が、貧しい人々も最低限の生活を

保証されていた分、今よりは苦しくない生活を送れていたという。

生活水準が天と地ほど違う人同士が、突然「明日からみんな平等です!!」

って言われても、何をもって平等と言えるのか。

一生良くも悪くもならない生活と、ほとんど無いに等しいかもしれないけど、

ほんのわずかでも未来に可能性がある生活。

どちらを選ぶか?と言われたら、何の不自由もなく、豊かな暮らしを

送れている私達日本人は、後者を選んでしまう気がする。

でも明日、いや数時間後、自分は死んでしまうかもしれない。

という状況にいたら、前者を選ぶだろう。

これからどんどん豊かになっていくであろうインド。

でも何とかして格差社会を無くしていって欲しい。

こうやって物乞いの人々との関わりで、自分の心と

嫌でも向き合わなければならない場面は、頻繁に起こる。

・・・かなり話がそれたけれど、そうこうしているうちに、ジャマー・マスジットに到着。   Shuuhen 

(ジャマー・マスジット前の広場)

お髭がしきりに「階段の所(建物の入り口)まで行ったら戻ってきなさい。

中には入ってはだめだ。ここは貧しい人達がたくさんいる。

記念写真はここで撮って、むこう(入り口)で撮っちゃだめだよ。」と。

周囲を見回すと、今まで訪れた場所で一番、

貧しい人々が溢れている場所だったように感じられた。

写真はここでしか撮っちゃいけないという理由は、この場所は特に

観光客は狙われやすい、ということだったんだと思う。

英語ができない私は、建物の中に入ってはいけない

理由というのが、その時はいまいちよくわからなかった。

最近ガイドブックを読み返してやっとわかったのだが

この時、なんとジャマー・マスジットは休館日だったのだ!

確かにあの時、お髭が何度か「Holiday Holiday」と言っていたなぁ(笑)

言い訳ではないけど、お髭の言うことを全く信用していなかったのと

ヤツのしつこトークのせいで、かなり思考力を奪われていたことは確かだ。。

とりあえず遠くに見える、建物をバックに記念撮影。

そしてお髭を置いてまた一人、建物の手前にある大きな階段まで歩いて行った。

歩いている途中、日本でいうダンボールハウスのようなものをたくさん見かけた。

ダンボールなんかよりももっと粗末な造りで、その狭い空間に

そこで家族数人と暮らしている方がたくさんいるのだ。

思わず目を覆ってしまいたくなるような光景が続く。

バラナシで見かけた貧しさとは何かが違う。

インド人の底抜けな明るさを感じないのだ。

厳しい現実だけが常に隣合わせにあるような、

そんな雰囲気が漂っていた気がする。

お髭の忠告通り階段まで見に行くと、その先はやっぱり

建物の中に入らないと、ガイドブックに載っている景観は

見る事ができなそうだったので、すぐに来た道を戻った。

Jyama_2

(この奥に入り口があるようだ。)

インド最後の観光が何とも言えない後味を残して終了。

(かなり疲れたし、観光は終わりにして一度宿に帰ろう。。。)

お髭と合流後、コンノートプレイスに向けて出発したのだった。

*****

次回『6日目・ニューデリー滞在編・その5』へつづきます!

沈んだ気分は今後どうなってしまうんでしょうか??

お楽しみに!!

*****

明日12/22(木)は渋谷Wasted Time にて歌い納めです!

今年もたくさん、色んな場所で歌わせて頂きました。

歌う環境があるということ。聴いて下さる方がいるということ。

本当にありがたいことだと思います。

今年は東日本大震災という大きな出来事がありました。

津波の衝撃から、原発問題へ。。

自分が生きている間にこんなに恐ろしい出来事が

起こるなんて夢にも思っていなかった。

過剰に便利になった世の中。

私が小さかった頃はコンビニは24時間営業じゃなかったし

スーパーだって年末年始は休業していた。

それが今では夜中だろうが年末だろうが、どこでも何でも手に入る。

不便は「悪」になってしまっていったんだね。

いつからか人が休むことを止めてしまった気がする。

だから莫大なエネルギーが必要になった。

「安くて安全です。」

なんて、そんなに人類に都合のいい物があるはずないんだ。

原発に限らず、世の中そんなに全てに都合がいいもの。出来事。

なんて、あるはずないと思う。

どこかで歪みが出るはずなんだ。

それをここまで崖っぷちまで来て知った、便利・贅沢に

慣れていた自分に出た地球からの宿題は来年に持ち越しだ。

---

明日、お暇がある方は是非遊びにいらして下さい!

---

12/22(木)

渋谷Wasted Time

【アカリ唄】

mami
/太一/EmiLy/藤元りょうこ/スエヒロカズヒロ

(藤元りょうこは20:20頃の出演です。)

※当日はライブの模様をリアルタイムで見れる「Ustream」を

  流す予定です。下記のURLよりジャンプできます!   

http://www.ustream.tv/channel/wastedtime-live


その他詳細は「藤元りょうこホームページ」よりご確認ください!

*** 藤元 りょうこ HP ***

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ryoko_fujimoto

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2011年12月 6日 (火)

『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その3

お次は「6日目・ニューデリー滞在編・その3」をお送りいたします!

日付は8/11(木)。インド6日目を満喫中!

コンノートプレイスを目指すため、

地下鉄の駅に向かいます!

*****

危うくインチキ学生の餌食になりそうだったが、なんとか逃れた。。

ちなみにこの後も何人もインド人に話しかけられるのだが

「学生」を装ってくる人が結構いた。

こちらは一人ぼっちで心細いので、

なぜか「学生」と聞くと一瞬安心してしまうのだ。

学生ならそんな悪党いないだろう。と。

でも平日の真っ昼間から道路にずーっと座ってる学生がどこにいる?!

しかも大概みんな学生とは言い難い20代後半のような顔(笑)

何人も学生と名乗る人々に話しかけられるうちに

冷静に考えられるようになり、それからはもう一切無視!

その後、いそいそと地下鉄の駅へ向かう。

最寄の「Ramakrishna Ashram Marg」駅(長っ!)は、

地下鉄といっても地上に駅があるので、階段を登り、改札へと向かった。

まずは行き先を確認し、切符売り場に向かう。

自動販売機がなく、対面式の売り場。

切符を買おうと数人が列をなして並んでいる。

と、言いたいところだが、みんな「我先に!」と

規則正しく並ぼうとする人は誰もいない。。

日本を出る前、色んな方のブログを読んでいて

こういう傾向があるというのは知っていたけど、

実際その光景を目の当たりすると、日本とのギャップにびっくりする。

朝の渋谷駅・銀座線でこんなKYな並び方を

している人がいたら、ブーイングの嵐だ。

中には気の弱い人もいて、やっと自分の番が来たのに

どんどん順番を抜かされてしまっていたり(笑)

後ろの人をブロックして、抜かされないように並ぶ。

私の番がやってきた。

とりあえず行きたい駅の名前だけ言うと、

青いプラスチックのコインを渡された。

料金は忘れてしまったけど、6~22ルピーで乗れる。

(地球の歩き方に載ってた!)

コインをどう使うのかよくわからなかったけど、

とりあえず受け取り、改札へ向かう。

すると、これまたかなりビックリ!!

改札を通る前にセキュリティチェックを受けなければならないようだ。

女性は荷物と金属探知機ゲートをくぐるチェック。

男性はそれに加え、ボディチェックまでやられる。

(おぉーかなり厳しいなぁ。。でも逆に安心だけど)

それが終わるとやっと改札を通れる。

前の人を見ていると、入り口右手側にコインをかざしている。

そうするとゲートが開く仕組みになっているようだ。

パスモやスイカと一緒だね。

無事改札を通過し、次はホームを探す。という程でもなく

すぐ行きたい方面のホームが見つかった。

電車は5~10分に1本のペースで来ているみたいで

ほとんど日本と変わらない感じ。

電車がホームに入ってきて、かなりびっくりしたが

日本の地下鉄の車両よりもかなりハイテクだ。

座席の並びは普通の電車と変わらないが

内装は成田エクスプレスや最近新しくなった

中央線並みの豪華さというか新しさ。

北インドの地下鉄は2000年に入ってからいくつかの

ラインが順次開通して行ったらしく、私が今乗ろうとしている

ブルーラインと呼ばれる線は2005年に開通したんだって。

だからピカピカの最新車両なんだね!

いやはや、電車の中はそれなりに混雑している。

5分もしないうちに、あ!っという間に次の駅に到着。

ここは間違いなく、コンノートプレイスがある「Rajiv Chowk」駅。

(良かったぁ。無事に着いた!)

電車を降りると、近代的な雰囲気の広い空間が広がっていた。

Photo

この空間を中心に放射状に改札が設置されている。

そして改札の上には「A」「B」など、アルファベットが書かれた看板が見えた。

(なるほど~。ここはコンノートプレイスの中心で

AとかBはエリアのことを指してるんだなぁ。)

地図の形を見ると、コンノートプレイスはまさに

パリの凱旋門から伸びる街のような形をしている。っぽい。

で、お目当てのビートルズが来店したというシタール屋さん

「Rikhi Ram」はというと、「エリアG」。

ぐるーっと改札を見てまわったが、エリアGは全く見つからない。

とりあえずGに1番近いエリアAの出口を発見。

さすがに歩き疲れて、ひと休みしたいなぁ、と思い

駅の中にあったファーストフードに入ってお茶することにした。

なんだか近未来的な感じがするぞ~。

ほとんどのお店が言い値のインドには珍しく

しっかり値段の書かれてあるメニューがおいてあるし(笑)

とにかくミネラルウォーターばっかり飲んでいたから、

冷たくて甘い飲み物が欲しくなる。

インドに来てからは口にしていない、カフェインたっぷりのコーヒーか?

それともミルク感たっぷりのシェイクにするか?

でもやっぱりミネラルウォーター以外の物はどんなに

綺麗なお店でも、飲むには勇気がいる。。

ここまでおなかを壊すことなく無事にやってこれたのに、

最終日を目前に尋常じゃない腹痛に見舞われ

帰国できない。。。なんてことになったらシャレにならん!!

とは思いつつも、美味しそうに写ってる写真を見たら

「シェイクプリーズ」

あっさり注文してしまったー!

Photo_2

久しぶりに飲む、甘くて冷たいドリンクは

優しくも激しく、胃に染み渡って行くのだった。

(腹痛になったらもうしょうがないや~!)

お店の中を見渡してみると、日本と変わらないような生活を

送っているんだろうなぁ、と思われる身なりの方がほとんどだった。

女性はサリーをバッチリ着こなしている、というより

サリーの下にパンツ、足元はパンプスを履いていたり。

キャリアウーマンのような雰囲気漂う方もちらほらいた。

ノートパソコンを持ち込んでカタカタやっている人もいるし

今まで目にしてきたインドの風景とは明らかに違っていた。

このお店のメニューだって、あまり日本の物価と変わらないし。

(このシェイクはたしか120ルピー位だったから約200円。

屋台の値段なんかと比べたらべらぼうに高いよね)

発展途上国ってだいたいがそうなのかもしれないけど

インドって豊かな部分と貧しい部分の落差が激しいなぁ。

と、このお店の風景を通して感じたのだった。

休憩したおかげで、少し元気も出たし、改札を出よう。

出る時は自動販売機のように、改札についている投入口へ

コインを入れるとゲートが開く仕組み。

改札を抜けて地上に出た。

「おぉ~。めまいがするほど広いんですけど~」

Photo_3

(地上の様子。左手がお店の入った建物。)

建物はブロックごとに分かれていて、

「A」とか「B」とかナンバーがふってある。

とりあえず例のお店に近そうな【エリアA】が

近くにあったので、そこへ向かって歩き出した。

A

(エリアAの建物)

ショッピングモールというと、お店とお店が通路で全て繋がっていて、

屋外に出ることなく行き来できるものだとばっかり思っていたけど、

ここは日本のアウトレットのように店舗ごとに独立した造りになっている。

というわけで、行きたいお店に行くには外の歩道を

グルグル歩き回らなければならないのだ。

故に・・・・・・・

恐れていた客引きとの接触が避けられないのであった(ガビーン)

「アナタ日本人~?」

「ワタシガ案内シテアゲルヨ~」

うはーっ。しつこい!

ガン無視しても、強く「No Thank You!」

と言っても、かなりしつこくついてくる。

でも自分の管轄が決まってるのかどうかは知らないが、

大抵、建物の端っこまで来ると、諦めてどこか消えて行く。

ホッとしたのも束の間、また新たな客引きが

建物の柱の影で待ち構えている。

ゆっくりとガイドブックなんか開いて、いま自分が

どこにいるか?なんて、確かめてる暇もありゃしない。

だからと言って、歩いて来た方面に戻ると

さっきの客引きに出くわしちゃうし。

仕方なく横断歩道を渡って、向こう側のエリアを意味もなく歩くはめに。。

いやしかし、このコンノート・プレイスという場所は

本当に不親切で、エリアのナンバーが建物の端まで行かないと

看板が出ていないのだ。(違っていたらごめんなさい。)

端から端まではかなり距離があるから、一度見過ごすと

もれなく大変辛い思いを体験できる。

足がボー(棒)

今思い返しても、コンノートでの思い出は、迷いまくって

ものすごく疲れた。という思い出しかないのが悲しいが、、(苦笑)

客引きを振り切るのに気をとられていたのか、どうやら

目的のお店をスルーして、その辺りを何往復かしていたようだ。

(ちゃんとお店を見てなかった自分が悪い気もしてきた。。。汗)

そしてやっとの思いで辿り着いた、あのビートルズも

来店したという『Rikhi Ram」に到着~~!!!

♪ジャ~~ン
(A Hard Days Nightのイントロを思い浮かべてほしい)
Photo_4

(うぉー!シタールいっぱい売っとる!入り口にはガードマンまでおる!)

Photo_5

恐る恐る店内に足を踏み入れると、オーナーらしきマダムが笑顔でお出迎え。

店内をぐるっと見渡すと、

(うわぁー! ビートルズ、ほんとに来たんだ!)

写真がたくさん壁に飾ってあった。

(うぅ~。この写真はぜひとも写真に納めて、

ビートルズ好きのみんなに見せてあげたいなぁ。)

と、またもやパー子精神がむくむく沸き起こってきて

恐る恐る、マダムに写真撮ってもいいか聞いてみた。

すると快くOKしてくれたよ!

それがこの写真です!!

Photo_6

Photo_7

Photo_8
(ジョージはおじいさんになってもこのお店に来たんだね。)

ちょっとした達成感を味わいながら、お店をあとにした。

今思えば、インドまで行ったんだから、シタールの

レッスンでも受けてくればよかったなぁ。

バラナシには何軒もシタールレッスン教室があったよ。

次回行くことがあれば受けてみたいなぁ。

ちなみに余談だが、ノラ・ジョーンズのお父さんが

シタールの巨匠、ラヴィ・シャンカルという方らしいね。

バラナシの出身なんだって!

さてはて、お店を出てただ今の時刻、12:30。

もうコンノート・プレイスにいる用がなくなってしまったから

次のプランはどうしよう??

パラパラパラ・・・ガイドブックをめくる。

どこかタージマハルを彷彿とさせる建物はないかなぁ?

パラパラパラ・・・・・

「アナタニホンジンデスカァ~?」

「ドコカラキタノ~?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(うるさーーーーい!!!)

5分もしないうちに客引きの餌食になってしまったため

せっかく出た地上から、ひと気のない地下へと一旦避難した。

そして再びガイドブックに目を通すと、「フマユーン廟」という

タージマハルの形と良く似た建物が、ここからそう遠くない場所にあるようだ。

「よし!ここに決定!!」

しかし、いまいち距離感がよくわからないぞ。。

故にオートリキシャで行ったらどのくらいの

値段で行けるかもよくわからない。

そもそもオートリキシャで行ける距離なのかな?!

もう6日もインドにいるのに、何気にオートリキシャの

値段交渉って初なんですけど。。。

ええーい! もう当たって砕けろ!!

とりあえず地上に出て、オートリキシャが

たむろっている場所へ乗り込んで行くのであった。

*****

次回『6日目・ニューデリー滞在編・その4』へつづきます!

オートリキシャの交渉は果たしてうまく行くのでしょうか??

お楽しみに!!

*****

遅ればせながら、先日12/3のSTAXFREDライブに

足を運んでくださったみなさま、お聴き下さったみなさま

ありがとうございました!!

新高円寺ライブはいつも雨なので。。

雨が上がって良かったです。

対バンの方もお久しぶりの安部くん、小泉さん、

はじめましての新谷さん。

みなさんとてもフワ~と和やかな雰囲気をお持ちで、

とても楽しい時間が過ごせました。

そしてみんな、フワ~とした中にも

強い芯があること。感じられました。

私自身は今年やってきたことを「ひとつひとつ、振り返ってみなさい。」

と言われたような、そんなことを感じたライブでした。

次回、12/22(木)渋谷Wasted Time での歌い納め。

色々あった1年。しっかりと結べたらいいなぁと思います。

お時間ございましたら、ぜひ遊びにいらして下さい!

詳細はホームページをご確認ください♪

*** 藤元 りょうこ HP ***

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2011年11月23日 (水)

『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その2

お次は「6日目・ニューデリー滞在編・その2」をお送りいたします!

日付は8/11(木)。インド6日目を満喫中!

無事にニューデリー到着後、宿にチェックインしました!

*****

無事に宿にチェックインができて、冷たいシャワーをひと浴び(冷っ)

ただいま時刻はAM9時頃。

さぁて、今後の予定をどうしようか??

その前にひとつ、タージマハールについて見た夢の話をしよう。

私はインドに行く前、いくつか旅行記を読んでいたのだがその中のひとつ、

「インドなんて二度と行くかボケ!!」(著:さくら剛)を

夜寝る前に読んでいた時のこと。

著者のさくらさんがタージマハールに行く直前まで読み進み、その日は就寝。

その日おかしな夢を見た。

登場人物は私と高校の時の同級生たち。

私は同級生たちに「ひと思いにやっちゃえば全然痛くないから大丈夫だよ!」

と何やらなだめられている様子。

私「そうかなぁ。。じゃあ思い切ってやっちゃって!」

・・・・バーン!!!

私「あぁ、たしかに全然痛くないよ~!」

(この場面で夢が終わる。)

なんと両腕を友達に切ってもらう(表現が変。。)夢を見たのだ。

「変な夢見たなぁ~」と思いながら、朝起きてすぐ本の続きを読む。

場面は著者がタージ・マハルに着いたところ。

タージを造った王様シャー・ジャハーンの話が載っていて、それを読んでびっくり!!

シャー・ジャハーンは建設に関わった職人にタージ・マハル以上の美しいものを

造らせないために、なんと職人達の両腕を切り落としたというのだ。

両腕を失う代わりに一生、職人とその家族の生活を保証したという。

私は今まで、その話を一度も聞いたことがない。(本当に本当だよ)

ということは昨日の夢は予知夢?!?!

今まで何故だかインドに惹かれていたのは

私の前世がタージ・マハルの職人だったからかぁ。。(安易…)

・・・・・

さて現実に話を戻すと、この夢のことを思い出すと、チケットが取れなくても

何とかしてタージ・マハルに辿り着けるんじゃないか、という気がするのだ。

そろそろチョードリーに電話を掛けても大丈夫そうな時間だから

自分の携帯からチョードリーの携帯に電話をかけてみた。

プルルルルル・・・・・・

「Hello?」

(おぉーーー!!!つながったぁ!! 確かにチョードリーの声だぁ(涙)!!)

私「Hello? My name is ryoko. Remeber me?」

チョ「Yes yes!」

(よかった~~!私だってわかってくれたよ~)

この後、チョードリーがタージ・マハルに連れていってくれるかも?!

という微かな期待を込めて、さっきニューデリーに着いたこと、

アーグラー行きのチケットが取れなかったことを伝えると、、、

チョ「Why?!」 と、一言。

(うーんと、「あなたがタージ・マハルに連れて行ってくれる。という

言葉を信じていたためです」なんて英語で言えるほど知恵持ってないしー!)

「迎えに行くから待っていなさい!」

なんて言葉を聞けるかな?などと淡い期待を抱いていたが、

なんせ電話越しなもんで、お互いどうしたらいいかわからず、しばし無言に(笑)

このままではらちがあかないと思い、

私「Thank you very much!! Good luck!!!」

と言うと、チョードリーも締めの挨拶(覚えていないのだが…)を

発してくれて、お互い電話を切ったのだった。

(やっぱり無理に決まってるよなぁ~。。

でもチョードリーと話ができただけでも良かったかも。

お礼も言えたし!(伝わってるといいけど。。) 

しかし今思い返すと、「Good luck」 って私じゃなくチョードリーに

言ってもらう言葉だったのでは・・・。お恥ずかしや~

さぁて、気を取り直して、とりあえず次はもう一度

「外国人専用鉄道オフィス」に行ってみるか!

ホテルを出て、ニューデリー駅へと向かった。

相変わらずメインバザールと駅の間の通りは

色んな乗り物・人で溢れかえっている。

そこを何とか抜けて、今朝下見に行ったオフィスへ向かうと

「あ、開いてる。旅行者がいっぱいだ!」

銀行みたいな造りになっているオフィスの中に、

いくつかの受付があり、そこに旅行者が列をなしている。

フロアの中央にはイスがたくさん並んでいて、

チケットの手配を待ってる人がたくさんいた。

(あちゃー。たぶん英語ができないとチケット取るのは厳しそうだなぁ)

※余談だが、インド人は本当によく「アチャー」と言う。

まぁとりあえず、いつもの『当たって砕けろ精神』で、列に並んだ。

順番を待っている間に、いつも値段交渉などに使っているメモ帳に

行きたいルートと日程を書き込んでおいた。

あまり待たされずに私の番が来た。

受付のおじいさんにメモを見せ、バスか電車のチケットがあるか聞くと

「ない。満席だよ。」との回答。

(やっぱりそうだよね。。)

あっさりと諦め、オフィスを出た。

(うーん。今からロニシゲタトラベルに行っても、今の時間からじゃ

アーグラに行けても戻って来れないかもしれないしなぁ。。

今回はスッパリ諦めてデリー観光をしよう。

タージは次回のインド旅行のためにとっておくぜぃ!!)

と、自分を自分でなだめながら、また来た道を戻りメインバザールに出た。

通りを歩いていると、ふと「今私は1人旅をしてるんだなぁ」と改めて思った。

今まで常に誰か話す相手がいたり誰かと一緒にいたから

1人旅をしているという感覚があまりなくなっていたのだ。

そして、人との関わりが激減したため、かなり人恋しくなっていた。

この街では気軽に人と触れ合えることがないような気がする。。

とぼとぼと歩いていると、家を造っている人達がいて

その動きがおもしろく、立ち止まってしばらくその様子を見入ってしまった。

レンガが道にたくさん積まれていて、それを地上にいる人が

ひとつ掴み、2階にいる人に「ポーン」と投げて渡す。

すると2階の人が、それを3階にいる人に渡す。

バケツレース的なその作業を延々と繰り返しているのだ。

みんなおしゃべりしながら、マイペースに働いていて

なんだか微笑ましくて、動画を撮らせてもらっていると

地上の人が何やら私を呼んでいる。

(私にもレンガ投げさせてくれるのかな?!)

とちょっと期待しつつ、その人の所へ行くと

どうやら私が撮っていた画像を見たかったらしい。

かー君もそうだったけど、インド人は本当に自分大好きだね(笑)

ほんの少しだけど、現地の人の生活に触れられて嬉しかったなぁ。

Photo_2

(みんないい笑顔をしてるね! 楽しく働いてる人って素敵だなぁ)

さらに通りを進んで行くと、変な看板発見。

「ん?なんだ?カンニクの食堂って?」

Photo_3

あぁ、『韓国の食堂』ね(笑)

写真をパチッと撮るとそこにいた人達に「写真を撮るな。」と注意された。

もしかしたらちょっと危ない路地だったのかも。

ニューデリーが危険ってこういうことなのかな。。。?

その後通りを進みながら、どこか良さげな食べ物屋さんはないか物色。

昨日電車でカレー弁当を食べて以来、何も口に

していなかったので、かなりおなかがすいていた。

すると何やら油で揚げた食べ物を売っている屋台を見つけた。

ずっと食べたかったサモサかなぁ、と思ってお店のおじさんに尋ねると

サモサではないらしい答えが返ってきた。

でもなんだかおいしそうだし、もうなんでもいいや!

と思い、ひとつ買ってみた。お値段、10ルピー(20円くらい)

バラナシで食べたドーサは同じくらいの量で40ルピーくらいしたから

やっぱり少しボラれていたんだな(笑)

Photo
(たぶん『カチョーリ』という食べ物かな?揚げパンをポテトのカレーにつけて食べる。)

お味は結構辛さがあったけど、すごくおいしかった!

次から次へとお客さんがやって来て、お店は大繁盛だったよ。

食べている間にかなり雨が降ってきてしまった。

やっぱり雨季だから天気が安定しないなぁ。

おなかも膨れて少し元気になったので、そのまま「コンノートプレイス」

という巨大ショッピングモールに行くことにした。

そこにはビートルズが来店したというシタールのお店があるそうで

デリー観光の時は必ずそのお店に行こうと決めていた。

ビートルズ大好きな友達の為に、写真を撮って見せてあげようと思っていたのだ。

地図を見ながら通りを進んで行くと、大きな通りに出た。

Photo_4

(大通り。インドにも団地らしきものがあるんだね!)

Photo_5

(誰の銅像だかわからないけど、一応撮ってみた。ムン!って言ってる気がする。)

今いる場所からすぐ近くに地下鉄の駅があって、ここから

コンノートプレイスへは、ひと駅分歩けば行けるみたい。

下手に乗り物に乗って知らない場所に行っても困るから

歩いて行くことにした。が、これが大間違い。。。

10分くらい歩くとそれらしき大きな建物に辿り着いたのだが、

中を覗いて見ても、ショッピングモールらしき雰囲気は微塵もない。

建物もかなりボロいし、、でも周りにはここより大きな建物は見当たらない。

ガイドブックを見ても、さっきの地下鉄駅からコンノートプレイスの場所が

一緒に載っている地図がないため、今いる場所がどこなのか全く見当がつかない。

かなりしんどいけど、来た道を戻って地下鉄に乗ったほうがいいかなぁ、

と途方に暮れていると、インド人が話しかけてきた。

(またかぁ。。)と思っていると、「I’m student」と言っている。

学生ならそんな悪党はいないだろう、とその言葉に

若干気を許した私は、その人の話しに耳を傾けてしまった。

日本語もなかなか流暢で、「行きたい所があれば案内してあげるよ。」と言っている。

(ん? これはバラナシと同じパターンだぞ??)

ハッと過ちに気付いた私は、その人を適当にあしらい

地下鉄の駅に向かうのだった。

*****

次回「6日目・ニューデリー滞在編・その3」に続きます!!

初の地下鉄に無事に乗り込み、コンノートプレイスへ

辿り着くことができるのでしょうか?!

*****

だいぶ間があいてしまいました!

みなさん元気にお過ごしですか??

先日、「Gandhi」という、その名の通りガンディーの映画を見ました。

いやぁ、、、久々に号泣。

声を上げて泣いてしまいそうな程、すごく感動しました。

今思い出しても涙が込み上げてきます(笑)

本当に強くて優しい人。というのは、こういう人のことを言うんだなぁ。

もし映画をこれから見られる方は最後のシーン、

ガンディーの手の動きをよく見てみてください。

それが何を意味するのか。。。

あぁ。また涙が込み上げてきました(笑)

*****

藤元りょうこ、次回のライブは

12/3(土)新高円寺STAXFRED  です♪

open18:30/start19:00

※藤元りょうこの出演は19:40頃の予定です。

詳しくはホームページをご確認ください!

お時間ございましたら、ぜひ遊びにいらしてくださいね。

*** 藤元 りょうこ HP ***

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ryoko_fujimoto

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2011年11月12日 (土)

『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編‏・その1

お次は「6日目・ニューデリー滞在編・その1」をお送りいたします!

日付は8/11(木)。インド6日目を満喫中!

夜行列車でニューデリー向けて移動中!

*****

車内の電気を消されてしまい、何もやる事がなくなってしまった私は

20時就寝。という、小学生低学年並みのノリで床に就いた。

相変わらず車内はクーラーガンガンで、かなりの寒さ。

それもあってか、何度か目が覚めてしまう。

何度目かに目を覚ました時、時計は24時を回っていた。

トイレに一度も行っていなかったので、かなりタンクは満タン。

ほとんどの乗客が寝静まっている中、1人でトイレに行くのは少し勇気がいる。

(怖いけどとりあえず行っておこう、、、)

はしごを伝って下に降り、靴を履こうと座席の下を覗く。

なんと!片方しか靴がないではないか!?

何度も何度も置いた場所とその付近を見回したが、全然見つからない…

(うぇーー!?片足で用たせるかな。。いやいやさすがに無理やろー!(涙)

あのばっちいトイレに足を‘ON’はさすがにあり得ない。。)

半泣きになって靴を探していると、それを見ていたインド人男性が

どこからか、もう片方の靴を見つけてきてくれた!

「Thank you~~(涙)」

とお礼を言って、無事にトイレに向かった。

何人かトイレに並んでいたインド人がいたけど

みんな怖い人々ではなかったよ(当たり前か。。)

トイレで最後に水を流そうとして、ボタンを押すと

「………」

うわっ!水が出ないとは!

いつも水に溶けるティッシュを使っていたので、

水が流れないと困るんだけど、、、

まぁ、もう後戻りはできないので、心の中で

(ごめんなさい)と呟き、自分の座席に戻り、再び夢の中へ。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ピピピピッ」

ニューデリー到着1時間前にセットしてあった目覚ましが鳴る。

(あぁ、やっと戻って来たかぁ。。ニューデリーは

ちょっと手強そうな街らしいから、緊張するなぁ…。)

車内はまだ寝ている人がたくさんいたけど、

いつでも列車を降りれるように準備を済ませた。

なんせインドは駅に着いても何もアナウンスが流れない。

だいたいの到着時間と、ホームの看板を頼りに降りるしかないのだ。

私が乗った列車はニューデリーが終着駅だから

嫌でも車内清掃のおじさん達に降ろされてしまうんだけど。

自分の座席でボーッとしていると、急に乗客がバタバタと動き始めた。

(あっ、駅に着いた!)

急いで荷物を持って下に降り、近くにいたインド人に

ニューデリーに着いたか尋ねると、着いたよ、と教えてくれた。

ホームに降り立つと、だいぶ日が昇ってきたのか、辺りはかなり明るかった。

ただいまの時刻AM6:40頃。予定到着時刻6:28。

なんと今回もほぼ定刻通り駅に着いた!奇跡!!

来た時と同じ方向に向かって改札を出てすぐ右に行くと

教わった通り、「外国人専用鉄道予約オフィス」の看板が見えた。Photo

階段を2階まで登ると、それらしきオフィスがあるのだが

扉がしまっていて、いまいち確信が持てない。

そのオフィスを通り過ぎて廊下を進むと、食堂のような

広いスペースがあるだけで、他には何もなさそうだった。

(やっぱりあれがオフィスなんだ)

と思い、扉の前まで行くと、9時にOPEN(ちょっと記憶が曖昧・・・)

と看板に書かれていた。

うーん。。あと2時間位、ここで待てなくもないけど

お腹も空いてるし、ずっと寝てたとは言え

硬いシートでの睡眠で、体はかなり疲れているし。

ニューデリー駅に着いたらチョードリーに電話しようと

思っていたけど、さすがに今からじゃ朝早すぎて失礼だよなぁ。。

オフィスの周りには物乞いの人が何人かいて

少し怖い気持ちもあったから、まずはメインバザールにある

教えてもらったホテルに行ってみることにした。

駅のロータリーに出ると朝っぱらから客引きが声をかけてきた。

まぁ、夜行列車を降りたばかりの日本人なんて、

ホテルも決まってないだろうし、彼らにとってはいいカモだ。

目を合わさないように歩いていくと、前方から

歯ブラシで歯を磨きながらロータリーを歩くインド人とすれ違った。

彼はどこで口をゆすぐつもりなんだ(笑)

必死で笑いをこらえ、写真を撮ろうとしたが、彼の朝の爽やかな

プライベートタイムを邪魔するような野暮なことはやめた。

ラジュの言った通り、インド人は歯をよく磨くんだなぁ!

ずんずんとメインバザールを進んで行き、

もう歩くのが嫌になった頃、やっと目印のカフェ

「NIRVANA」の看板が目に入った。

そこの向かいの路地を右手に入って行くと

教えてもらった宿「HOTEL UNIQUE」がすぐ見つかった。

Photo_2

入り組んだ路地が多いバラナシとは大違い。

なんとシンプルな路地裏!

建物の中に入ると、数人のインド人男性がロビーの

ソファーや床に寝ていて、ぎょぎょ!っと驚く。

(色んな人のインド旅行記でよく書かれているホテルの

ロビーの朝の風景はこういう事を言ってたのかぁ。)

どうやら従業員はみんな、仕事を終えた後

ロビーで眠ったりすることがあるみたい。

もちろん、フロントにも誰もいない。

が、なぜか小柄なおばあさんがカウンターの横に

少し緊張した面持ちで立っていた。

ヨーロッパ系の顔立ちで、旅行者のようだった。

私が話しかけようかためらっていても、あえて

目を合わそうとはせず、相変わらず緊張している感じ。

とりあえずこのままではらちがあかないので、思いきって

「Excuse me?」と話しかけてみた。

すると緊張していた顔が少しほぐれて、こちらを向いてくれた。

まず、おばあさんにチェックアウトするためにここで従業員が

起きるのを待っているのか、と聞いてみると「そうだ」と言っている。

「あなたはチェックインするの?」と聞かれ、そうです。

と答えると、お互い色んな話をし始めた。

おばあさんはフランス人で、小学校の先生をしている

弟さんと一緒に1ヶ月間、インドを旅しているという。

小学校は夏は2ヶ月も休みが取れるらしく、弟さんが

先にインド入りし、1ヶ月後におばあさんと合流。

今までデリーより北の地域を旅してきたそうで、この間「マナーリー」

という所から2日かけて、バスでニューデリーに戻って来たそう。

私も自分は日本から1人でインドに旅をしに来たこと、

今まで辿ってきたルートなどを説明すると、ひとり旅という事に

すごく驚いていて、「You are very strong girl!!』と

腕をモリモリするジェスチャーをして目を丸くしていた。

おばあさんは私があまり英語がしゃべれない事をすぐ悟ってくれて

すごく丁寧にゆっくりと分かり易いジェスチャーを

交えながら、色んな話しをしてくれた。

話し始めて30分くらい経った頃、この宿に宿泊していた

旅行者の女性3人組がチェックアウトしに、ロビーに降りて来た。

寝ていた従業員が「ムクッ」と起き出し、彼女達の手続きを始めた。

その合間に英語がしゃべれない私に代わって、

おばあさんが部屋の空き状況を確認してくれた所、

すぐに入れる部屋が運良く1部屋空いているとの事。

おばあさんは「よかったわね!!あなたはラッキーよ!!」と

自分の事のように喜んでくれた。

女性3人組の手続きが終わると、私のチェックインと

おばあさん達のチェックアウトの手続きを始めてくれる事になった。

おばあさん達に「お先にどうぞ」と言うと「あなたから先に手続きをして」と、

自分達からは決して先に始めようとはしなかった。

お言葉に甘えて、自分の手続きをさせてもらい、その後おばあさん達の番が来た。

従業員とのやり取りを見ていてやっと気付いたのだが、

おばあさん達はチェックアウトではなく、チェックインするために

ずっとロビーで従業員が起きてくるまで、立って待っていたのだ!

しかも2日もかけてバスで移動した末にやっと辿り着いた宿。

1秒でも早くベッドに横になりたかったはず・・・。

それをひとりで旅している私を気遣って、先に部屋を譲ってくれたのだ。

鈍感すぎる自分にあきれ、慌てておばあさん達に勘違いしていた事を謝り、

自分の部屋をおばあさん達に譲る、と伝えると、

おばあさんも弟さんも疲れた顔や嫌な顔をひとつも見せず

「大丈夫。気にしなくていいのよ。」と笑顔で言ってくれた。

私は久々にものすごく感動してしまった。

バラナシを出てから、ほとんど人と触れ合う事がなかったから

突然出会った人達とたくさん話ができた上に

こんな嬉しい出来事が起こったことが、本当に嬉しかった。

偏見かもしれないけれど、フランス人はツンツンしていて

プライドが高い。という話を以前聞いたことがあった。

でも「そんな事全然ないじゃん!!」と、この出会いが

いい方にイメージを崩してくれてすごく嬉しかった。

(こういう出会いって、ひとり旅ならではだよなぁ。

ひとり旅していて本当によかったなぁ。。)としみじみ思った。

運がいいことに、さっきチェックアウトした3人組が使っていた部屋を

すぐ掃除してくれる事になり、おばあさんと弟さんは

私と同じタイミングで部屋に入れることになった。

よかった!!(涙)

その後の手続き中に、従業員が「パスポートのコピーを取るから。」

と、私達のパスポート持ったまま宿の外に出て行ってしまった。

(フロントにあるコピー機が壊れているから他の場所で取る事にしたらしい。)

何かあってからでは遅いと思い、「Why?!」と訴えると

おばあさん達が、「大丈夫。私達はマナーリーに行く前も

この宿に泊まったし、彼(手続きをしてくれているインド人の従業員)は

とても親切で信頼できるのよ。」と教えてくれた。

それを聞いてすごくホッとした。

(本当にいい人達と宿に巡り会えたなぁ。涙)

全ての手続きが終わり、従業員とおばあさん・弟さんと一緒に部屋まで移動。

2人の部屋の前まで来た時、私が「ナマステ!Good Bye!」と言うと

2人も「ナマステ!」と笑って言ってくれ、お別れした。

もし滞在中に何かあっても、おばあさん達が下の階にいるし

手続きをしてくれた従業員のお兄さんにも頼ればいい。

ニューデリーにビビっていた私の心にもひとつのオアシス誕生!

無事部屋にも入れてホッとした私は、まずは汗まみれの体を

冷たいシャワー(Oh!No!お湯が出ない!!)で一気に洗い流すのだった!!

*****

次回「6日目・ニューデリー滞在編?・その2」に続きます!!

無事チョードリーに連絡は取れるのか?!

そしてタージマハールをこの目で目撃する事はできるのか?

*****

こんばんは!みなさんいかがお過ごしですか?

今日は音楽仲間の「語り音」ちゃんライブに行ってまいりました。

場所は国分寺「giee」

バーのようなムーディな雰囲気の会場に、お客さんがいっぱい。

すると、以前何度か対バンしたことのある懐かしいお顔が。

3,4何年振りにタカギA1さんに再会!

なんと今日の主催者はタカギA1さんだったそうで、

名前が「くまごころ」さんになっていたので、全く判らなかった。。。

懐かしい歌が聴けたり、他にも久しぶりにお会い

できた方もいて、楽しい夜でした♪

私も早くライブしたくなってきたぞーーい!!

藤元りょうこ、次回のライブは

12/3(土)新高円寺STAXFRED  です♪

詳細が出ました!

詳しくはホームページをご確認ください。

お時間ございましたら、ぜひ遊びにいらしてください^^

*** 藤元 りょうこ HP ***

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ryoko_fujimoto

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2011年11月 7日 (月)

『インドであたしゃ考えた』5日目・ニューデリー行き夜行列車編

お次は「5日目・ニューデリー行き夜行列車編」をお送りいたします!

日付は8/10(水)。インド5日目を満喫中!

バラナシからニューデリーへ夜行列車でレッツらゴー!

*****

無事に夜行列車に乗り込み、自分の座席を探す。

「あったあった!」

2回目の乗車ともなれば、座席探しも朝飯前だ。

今回は通路沿いに上下2段になっているタイプの2段目。窓は無し。

今のところ1段目のお客さんがいないようなので

バックパックは自分の座席にワイヤーロックでくくりつけ

1段目の座席に座って窓を眺めながら過ごすことにした。

Photo

(ここがそのお席。そしていつも片手に、ミネラルウォーター。)

通路を挟んだ隣の席に座ったインド人を

チラッと見ると、物静かな男性の親子3人組。

目が合ってもあまり話したそうな雰囲気が感じられなかったから、

私からも話しかけることはしなかった。

(行きの電車は楽しかったな。。)

電車に乗り込む前に出会った、カー君達のおかげで

一瞬楽しくなった気持ちも、いつの間にかしぼんでしまっていた。

バラナシの街を出る時、険悪な別れ方をしてしまった

ラジュとの出来事でかなり滅入ってしまっていたようだ。

次から次へと起こった出来事に翻弄されて

かなり疲れ切ってしまった感もある。

インドに来て初めて、もう誰とも話したくない。と思った。

窓の外を眺めていると、電車はゆっくりと走り始め

バラナシの街並みはすぐに何もない田舎の風景に変わった。

Photo_3

ゴチャゴチャとした街並みが急に恋しくなる。

また私の頭の中は、3日前バラナシ行きの列車に

乗り込んだ時から今までの出来事で埋め尽くされていた。

そしてバラナシの街中に張り巡らされた

ネットワークの凄さが何度も何度も頭に浮かぶ。

食べ物屋・チャイ屋・雑貨屋・旅行手配業者・

お土産物屋・宿屋・マッサージ屋・オートリキシャ、、、

私が接してきた人々はほぼどこかのネットワークで

繋がっていて、みんなが持ちつ持たれつという関係で

街が成り立っているという印象を受けた。

逆にそのネットワークに入れない、もしくは入らないとしたら

なかなか生き残って行けないんじゃないか、って気がする。

日本や他の国にも同じようなものは存在していると思うけれど

そういう感覚に直に触れたことがなかったからか、

うまく言えないんだけれど、狐につままれたような感じがするのだ。

あの街のことを色々知れたつもりでいたのに

結局何も知れなかったんじゃないか、と。不思議な街だった。

そんなことを思いながら、窓からの景色を

ぼんやり見ていたら、あることを思いついた。

停車した駅の看板を写真に撮って、日本に帰ってから

自分の辿ったルートを再確認しよう。と。

行きの列車で出会ったプラディープやチョードリーに

ガイドブックに載っていた列車のルートを見せた時、

「今走っている列車はここには載っていないルートを走っているよ」

と教えてくれた事を思い出したのだ。

列車が駅で停車する度に看板をパシャパシャと写真におさめていった。

Photo_4

(駅の看板をパシャッ!)

写真におさめたルートをまとめると、、、

「Varanasi」→「Bhadohi」→「Suriawan」

→「Janghaj」→「Badshahpur」→「Pratapgarh」・・・

帰国後、ネットで確認してみたが、小さな駅は地図に

載っていなくて、いまいちよくわからなかった=3

小腹が空いたので、ラジュにあげるつもりだったソイジョイや

後生大事に持っていた、行きの機内で配られたピーナッツを

頬張りながら,しばらく車窓からの風景を写真や動画に撮ったり昼寝をしたり。

久しぶりに穏やかな時間を過ごしていた。

Photo_5

(向かいに停まった電車)

Photo_6

(途中停まった駅。緑が多くてなごむねぇ)

15時頃になり、本格的にお腹が減ってきたので、

車内販売のカレー弁当を購入。

Photo_7

値段は忘れてしまったが、お金を払ってカレーを受け取ると、、

「うわっ!」

付いていたスプーンはすでに使用した形跡が・・・。

さすがにこれを使うのはきついなーーと思い、インド式に

手で食べることも一瞬考えたが、ボロボロこぼしてしまいそうだったので

ウェットティッシュとティッシュできれいに拭き取って使った・・・(汗)

味は辛さがかなりあって、繊細とはいえないざっくばらんなお味。

でもなかなかうまいなぁ。と半分くらい食べ進めたその時、

「うわっっ!!」(2度目・・・)

ちょっとカレー弁当のイメージダウンに繋がるので割愛することにする。。

まぁ、ライスの中にいも虫みたいのが入ってたくらいで

ビビってるようじゃ (あ、バラしてしまった!)

インドなんて旅できないぜ!!(涙涙涙)

と心に言い聞かせながら、完食できなかったカレーをそっと葬った。

その後、インドに来てからずっと食べたかった

「サモサ」の車内販売をする高らかな声がこだまする。。。

「サモーサーサモーサー」

サモサを食べればよかったぜ!!!(涙)

・・・・・・・・・・・・・・

列車が走り始めて4時間くらい過ぎた頃、とある駅から

赤ちゃん連れのご夫婦が乗り込んできた。

私とは通路を挟んで向かいの座席がそのご夫婦の席。

親子3人で座るとすごく窮屈そうで、ママもずっと

赤ちゃんを抱っこしていないといけない感じだ。

相変わらず私の座っている窓際の席には、誰も乗り込んで

来なかったので、私は2段目にある自分の座席に移り

そのママに声を掛け、1段目の席を譲った。

ママは赤ちゃんを座席に寝かせることができるようになって

すごく喜んでくれたようだった。

(あぁ~、一日一膳。達成できました!)

ふと赤ちゃんを見ると、大きな目がクリクリしてて、

たまらんかわいさだったので、パー子のような強引さで

「Picture OK?」と久しぶりのカタコト英語で聞いてみた。

ママとパパは快くOKしてくれたよ~!

Photo_8

(赤ちゃんなのにブレスレットをしてて、おしゃれさん♪)

赤ちゃんはすっごく人なつっこくて、私に抱っこして~

と寄って来てくれて、持っていたデジカメが珍しかったのか

手でギュっと握って自分の方へ引き寄せると

「パクッ!」と、かじり始めた(笑)

思わずママも苦笑い。。。

誘拐したくなるほど可愛い赤ちゃんだったなぁ!

そして数時間ぶりの人との触れ合いにちょっと

泣きそうになるのであった。。。

でもやっぱり人と仲良くなる気力がまだまだ復活していなかったから

その後すぐ、2段目の自分の席に移って、薄暗い明かりの元

地球の歩き方をじっくりと読んだ。

インドに来てからこんな風にゆっくりガイドブックを

見るってこともなかったんじゃないかな。

とりあえずニューデリーに着いてからのプランを

どうするか考えてみることにした。

チョードリーには恐らく連絡がつかないだろうから

朝7時頃に駅に着いたらまず、「外国人専用鉄道予約オフィス」の

場所を確認しに行こう。ここはわかりにくい場所にあるみたいだけど

宿が一緒になった日本人の子に行き方を教えて

もらっていたから、なんとかなるだろう。

ここでアーグラー行きのバスか電車を予約、ダメだった時は

初日にお世話になった「ロニシゲタトラベル」に行って、

アーグラー行きの車を手配することもできるだろうし。

(宿をチェックアウトする時に、他の旅行者がロニさんと

アーグラー行きの交渉をしているのを小耳に挟んでいた。)

たしか4000ルピーとか超高い値段を提示していたけど

どうしても行きたくなったら有り金はたいて行けばいい。

あとはとりあえず宿を決めなくちゃなぁ。

バラナシで知り合った大学生くんが宿泊した宿を

教えてもらっていたので、まずはそこをあたってみよう。

と、色々考えを巡らせていると、車内の唯一の明かりだった

通路の電気がパチっと消えた。

まだ20時くらいだというのに、誰かが消してしまったみたい。

(なぬ~!?窓もないこの座席で明かりがなくなったらやることはひとつ。

寝るっきゃないだろーーバーローー!)

と心の中で悪態をついてはみたものの、

文句を言って電気をつけてもらうのもめんどくさいし、

もう寝てしまうことにした。。

あとは朝までひたすら寝ていたという、なんとも

もったいない過ごし方をしたのであった。

*****

次回『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その1に続きます!!

タージマハールを拝むことは出来るのか?!

*****

11月突入しましたね!

みなさま、いかがお過ごしですか??

私は先月忙しかった分、少し穏やかな日々を過ごしています。

今月はライブがない分、曲を作ったり、練習に時間を割いたり

一生縁がないと思っていた英語を毎日勉強したり。

インドに行ってもう3ケ月が経ちますが、

いまだにインドのことで頭が支配されていて

インドのことを考えない日は一度もありません。

今度はもっと英語を話せるようになって

必ずインドにもう一度行こうと考えています。

本当にちょっとしたことがきっかけで自分には縁がない

と思っていた事が身近になったりするから

何事も自分の肌で感じることが大事だなぁーー

と改めて思う今日この頃です。

もちろんその間、音楽も引き続きやって行きます^^

次回のライブは 

12/3(土)新高円寺STAXFRED  です♪

詳細が決まり次第、ホームページにUPしていきますね。

ぜひ遊びにいらしてください^^

*** 藤元 りょうこ HP ***
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2011年10月30日 (日)

『インドであたしゃ考えた』5日目・バラナシ最終日編・その3

お次は「5日目・バラナシ最終日編・その3」をお送りいたします!

日付は8/10(水)。インド5日目を満喫中!

いよいよバラナシを去る時がやってきました(寂)

アーグラ行きのバスチケットは無事ゲットできるのか?!

*****

アーグラ行きを決意した私は、慣れ親しんだ

ホテルの部屋を後にし、ロビーへと降りていった。

チェックアウトをした後、もう一度「そうなんだ氏」に

ニューデリー・アーグラ間の往復バスチケットを手配してほしい、

と伝えると、そばにいた従業員の子に声をかけ

「その子がお店まで案内するからついて行って。」との事。

私はてっきり、フロントで手配してくれるんだと

ばかり思っていたから、少し焦ってしまった。

なんせ、ただいまの時刻、11:45。

お店に移動してチケット手配してたら、ラジュとの約束

12:00に間に合わないではないか。。

そもそも15分前にチケット取ろうなんて甘い考えがいけないんだわね。。

段取り悪すぎるのは百も承知だが、でも後悔はしたくない!!

そうなんだ氏と、オーナーさん達、お世話になった人達に

「Bay!!」と挨拶して、ホテルを出た。

Photo_4

(バラナシでは2番目にお世話になった『そうなんだ氏』。最後は笑ってくれたよ~!)

ホテルを出るとすぐ、偶然にも昨日の夜、道案内をしてくれたカップルに出会ったのだ!

時間はないけど、こんな偶然なかなかないし、

どうしてもお礼が言いたくなって、二人に声をかけた。

すると、向こうも私を覚えててくれたみたいで、お互い「OHー!!」と声を上げた。

またもや流暢な英語で話しかけてくれたんだけど、いまいちまともな返事ができず。。

カタコトで今日バラナシを去ることを伝え、バイバイ!と言ってお別れした。

改めてお礼が言えただけでも良かったな。

感動も束の間、もう時間がない(焦)

従業員の子に付いて、お店へと向かうと、あっという間に到着。

よく通る道の途中にそのお店はあった。

案内してくれた従業員の子にありがとう!と言って、お店の中に入る。

4畳半くらいのスペースにデスクとパソコンが置いてあって

そこには店主らしき青年が座っていた。

日本語は通じないみたいだったから、紙に日にちと行き先・希望到着時間を

書いて、店主に渡すとパソコンでチケットの手配を始めてくれた。

するとあとからお店に入って来たお客さんが、店主に英語でベラベラッと

話しかけて、なにやら旅の相談をし始めた。

ただでさえ時間がないというのに、ペースは完全に

あとから来たお客さんに乗っ取られた(*_*;)

この時すでに12:10。。。やばいーー完全に遅刻です。

話しの区切りの良さそうな所で店主に向かって

「Please! Hurry up!!」と訴えると、慌ててパソコンで手続きを再開してくれた。

すると、「希望のアーグラ行きのチケットは満席だよ」と言われ・・・

(えーー?!今までの時間はなんだったんだ?!

でも満席って言ってるんだから、しょうがない!

とにかく1分でも早くラジュのお店に向かわなければ!!)

「Thank You!!」と店主に伝え、ダッシュで路地裏を走り始めた。

しばらく進んで行くと、道が間違っているような気がしてきて

来た道をまたダッシュで戻った。

すると毎日通っていたカラフルなオイルが売っているお店のおじさんが

「どこに行くんだい??」と話しかけてくれた。

私は「ダシャーシュワメードロード!!」とかなんとか言ったんだと思う。

すると「あっちだよ!!」と指を差して道を教えてくれた。

「Thank You!!!」と言って、教えてくれた道をダッシュで走る。

結局は、はじめに向かっていた方向で合っていたのだった・・・

オイル屋の前を通るとおじさんがいつもあいさつをしてくれていて

今日たまたまダッシュで同じ道を往復している私を見かけて

声をかけてくれたんだと思う。ちょっとした優しさが本当、うれしい(涙)

汗だくになりながら、なんとかラジュのお店に到着。

ただ今の時刻、12:25。

ラジュに「今何時だと思ってる?!」とものすごく怒られ、

「ごめんなさい。道に迷ってしまった・・・」と一言言うと

もう何も言えない雰囲気になってしまった。

こんな年にもなって遅刻して怒られて、最後のお別れを

こんな風に台無しにしてしてまった自分が本当に情けない。。

二人とも無言で黙々とオートリキシャまで歩いて行き、ドライバーと合流。

ドライバーはだいぶ待たされたはずなのに笑って出迎えてくれた。

リキシャに乗り込み、ラジュに「本当にありがとう」とお礼を言うと

その時は笑顔になってくれて、「何か日本の物ちょうだい」と言ってきた。

そう、今朝ラジュから「出会った記念に日本の物をちょうだい。」と言われていたのだ。

まぁよくある話のようなのだけど、日本製の物はインドでは高く売れたり

何かと重宝されるらしく、「ちょうだい」と言われることが多いみたい。

今朝、「ボールペンは?(フランス製のちょっとおしゃれなやつ)」

って渡したら「う~ん、それじゃないのがいい」と

貰う側らしからぬ発言をしたラジュであったが、何かないかなぁ

と思い巡らせてみたけど、出番のなかった蚊取り線香?

いやいやいらないでしょ。考えてみたけど、あげられるものなんて何もなく。。。

この険悪なムードに、とりあえず用意しておいたお菓子「ソイ・ジョイ」の

存在もすっかり忘れてしまい、「何もあげられるものないよ。ごめんね」と言った。

お世話になった末、遅刻までして「何もない」とは私もひどいやつだ(苦笑)

ラジュは「OK」と笑顔で言って、私は「バイバイ!」と言って手を振ると

オートリキシャはバラナシ駅に向かって走り出した。

振り返ってラジュを見ると、また再び険しい表情に戻っていて

携帯電話でなにやら話し始めていた。おそらく仕事の話なんだろう。

やっぱり彼はバラナシに生きる商売人なのだなぁ。

この何日間か、とてもお世話になったけれど、その分振り回してしまったなぁ。

終わりよければ全てよし。な、はずだったのに、またもや

私はお世話になった人と、ダメダメなお別れ方をしてしまった。

昨日はあんなに楽しかったオートリキシャの

ドライブタイムが全く味気ないものに感じられた。

ドライバーもたまに笑顔で声を掛けてくれたけど、

相槌を打つくらいしかできなかった。

しばらく進むと、リキシャは渋滞にはまってしまい、抜け出せなくなっていた。

少し進んでは停まり、少し進んではまた停まる。をくりかえしている。

まだまだ出発時刻には余裕があるけど、この状態が続くとまずいなぁ。

と思っていると、ようやくスムーズに流れ始めた。

13:10頃、駅のロータリーのような所に着くと、ドライバーが

「バラナシ駅に着いたよ」と教えてくれた。

すると数日前に私が降り立ったバラナシ駅とまるで違う

大きな造りの駅が目の前に立ちはだかっていた。

Photo

慌ててドライバーに「ここの駅じゃない!ここは本当にバラナシ駅?!」と

訴えると、「バラナシ駅だよ!大丈夫!」と言ってくれたので

ここでジタバタしてもしょうがないので、それを信じることにした。

300ルピー(だいぶボラれてるはず。。。)を支払い

「Thank You!」と言って、ドライバーとサヨナラ。

ひとまず改札の方へ向かい、行きと同じように電光掲示板を確認しに行った。

eチケットに書いてある列車番号・行き先・発車時刻を目をこらして探す。

「あったぁぁ~~~!!!(涙)」

やっぱりこの駅で間違いなかったみたい。

ホッした私は駅の周りを激写しながらホームへと向かう。

Photo_2

(やはり駅に牛がわんさかおりました)

ホームに渡るための歩道橋を登りきった時、

見たことのある景色が目に飛び込んできた。

Photo_3

ここは確かに3日前、降り立ったバラナシの駅だ!!

やっと謎が解けた。

あの日、私はメイン改札ではなく、裏の小さな改札に出てしまったのだ。

きっと、ホームではぐれてしまったチョードリー一家は、

メイン改札へ出てガンガーへ向かったんだ!

だからロータリーを探しても彼らを見つけることができなかったんだ。。

優しい彼らはしばらくの間、私を待っていてくれたかもしれないなぁ。。

「3日間の出来事は、全部ここから始まったんだなぁ」

と思った途端、今まで起きた出来事が、次から次へと頭に浮かんできて

何とも言えない切ない気持ちになって、涙が出そうになってしまった。

しばらくその場を離れることができなかった。

2

(3日前、このロータリーからサイクルリキシャに乗り込んだ)

と、浸っていたい気持ちは山々だがーー。

自分の乗る列車のホームを確認しなければ!

電光掲示板やホームのナンバーと思われる看板を確認しながら進む。

それらしきホームに続く階段を降りて行くと、なんと牛が線路に!

Photo_4

最初は黒い牛が線路に立ち入っていて、気付くと白い牛が出現。

どうやら黒い牛に興味津々のようで、近くまでにじり寄る。

そのあと2頭の牛はなんとイチャイチャし始めた。

日本ではよく「線路に人が立ち入った為~~~」とアナウンスが流れているけど

インドは牛が立ち入ってても何のアナウンスも流れません。

その様子がおかしくて写真や動画を撮りまくっていると

1人のインド人が話しかけてきた。

どうやら「オレも写真に撮っておくれよ!」ということらしい。

それがその写真 ↓

Photo_5

(光GENJI・諸星克巳を彷彿とさせる出で立ち)

かー君、ベルトが輝いてます(笑)

するとかー君、「オレの友達も一緒に撮っておくれよ!」とのこと。

「OK!じゃーどうせならバラナシって書いてある看板の前で撮ろうよ!」

と提案すると「Oh-!Nice Nice!」と言って、2人友達を引き連れて

ハイチーズ!!

Photo_6

(かー君とその仲間たち)

すっかりゴキゲンになった彼らに、自分の乗る列車が

このホームに来るか、eチケットを見せながら聞いてみた。

かー君「どれどれ?」とチケットを覗きこむと、周りにいたインド人

10人ぐらいが、ワーっとかー君を取り囲んだ。

うわさには聞いていたけど、日本人が質問すると何十人もの

インド人が集まってくるって本当だったんだ(笑)

みんな興味もあるし、自分が知っていることなら教えてあげたい

って気持ちがあるんだろうね。とっても親切な人々だ。

「このホームに来るよ!」と、かー君が教えてくれたので

「ありがとう!」と言って、自分の乗り込む車両の場所まで移動した。

『線路に立ち入り牛』や突然の『光GENJI』の出現に

かなり元気をもらった私は、無事ニューデリー行きの列車に

乗り込むことができたのであった!!

Photo_7

******

次回、『インドであたしゃ考えた』5日目・ニューデリー行き夜行列車編 へ続きます!!

*****

遅ればせながら、10/25(火)の渋谷「guest」でのライブに

足を運んで下さった皆さま、ありがとうございました!!

『thumb of us』デビュー戦、無事終了致しました。

とってもムーディなお店で、でもアットホームな渋谷の隠れ家。

声をかけてくださった、主催のムラセミチヤさん、ありがとうございました!

ミチヤさんの曲、今でも頭の中をぐるぐるまわってます。

すごい!大好きな感じの曲ばかりでした。

またご一緒したいな。

相方の高相岳さん、風邪引いちゃっていましたが

すごく素敵な音色を響かせて下さって、とても楽しく歌えた!!

これからもちょこちょこ活動していきますので、どうぞよろしく^^

*****

藤元りょうこ、次回のライブは12/3(土)

新高円寺STAXFRED にて!

詳細はホームページにUPしていきます。

遊びにきてね!

*** 藤元りょうこ HP ***

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ryoko_fujimoto

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