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2013年4月20日 (土)

岡本太郎さんにお会いしてきました

昨日はたまたま平日がお休みでして。

どうせなら休日には人がわんさか溢れるであろう場所へ行こうかな。

と、選んだ場所は「岡本太郎記念館」

川崎かと思いきや、青山にもゆかりの地があったとは知らなかったなぁ。

色々調べてみると、この間ラジオで小耳に挟んだ展示会が

この記念館で開催されていると言うではないですか。

そして毎日通る井の頭線・渋谷駅付近に大きく掲げられている

「明日の神話」もこの展示に深く関わっていると知り、、、

渋谷から歩いて岡本太郎記念館まで行くことにしました。

*****

渋谷駅にある岡本太郎の作品「明日の神話」。

毎日通っている場所なのに、この作品について

何も知らなかったことになんだか驚きました。。。

メキシコで行方不明になっていた絵が見つかって

ここに飾られることになったそうですね。

そして東日本大震災の後、この作品の右下に

何者かがいたずら?メッセージ?を込め、

福島で爆発を起こした原発の絵を付け足したらしいのです。

その「何者か」が今回展示会を開いている、アーティスト集団「Chim↑Pom」

悪質ないたずら、という意見もあったようですが

作品を傷付けることなく表現をしたのだから

問題ないんじゃないの?と私は思いました。

大事なのはその先の部分だし、何か世間に問いかける

きっかけになったことは間違いありません。

Photo_11

(明日の神話)

さて、渋谷駅から宮益坂を歩いて、次に目指すは「こどもの城」。

この広場にも岡本太郎の作品(こどもの樹)があったんですね。

何度か行ったことがある場所なのに、何も目に入ってませんね(苦笑)

この作品にまつわるエピソードを読んで、

「太郎さんってなんて人間らしくてあったかい人なんだろう」って

またもや初めて知るのでした。

http://www.1101.com/taro/kotodama/2003-10-24.html

こどもの城はあと数年で閉館することが決まったようです。

この風景ももう見れなくなってしまうんですね。


Photo_4

(こどもの樹)

しばらく青山の住宅外を歩いていくと、ネットで調べて

よく目にしたあの壁をみつけました。

これは太郎氏の作品のオマージュ。

Photo_7

建物の中に入ると右手の部屋にはこんな空間が広がってます。

Photo_8

そして下の写真が「明日の神話」に付け足された

Chim↑Pomによる作品「LEVEL 7 feat.『明日の神話』」

太郎氏のアトリエに飾られています。

7

誰かも書いていたことなのだけど、岡本太郎の作品の

パワーが強すぎる。まさにその通り。

作品のひとつひとつが、ひっそりと強烈なパワーを醸し出してました。

じっくりと見たあとロビーに戻ると、なんと!

入場料を払わずに勝手に観覧していたことに気付き・・・(汗)

受付の女性へ「私お金払うのを忘れていました。。」とお詫びすると

何事もなかったかのように「600円になります。」と言われ。。

内心(なんてゆるゆるなんだ~笑)とおかしくなってきました。

次は2Fにある展示へ。

さっきとは打って変わって、暗いスペースにChim↑Pomの

作品が数点展示されています。

実際に見て感じるのが一番いいと思うので、写真は載せません。

印象的には、1Fのフロアが「光」で、2Fは「影」や「闇」を

表現しているのかな、という感じがしました。

私も曲を作る時よく設定するテーマです。

結局、物事突き詰めていくと必ずそこに行きついてしまうし

生きてる以上永遠のテーマだと思ってます。

その明らかなテーマを表には出さずに、うまく伝えられるようになるには

どうしたらいいか。っていうことはずっと意識しながら曲を作っています。

アートの世界ははっきり言ってド素人だし、

これがいいとか、あれはダメだとかよくわからないんですが

「闇だから真っ暗なスペース」じゃなく、もっと違う形でテーマを

感じられたらもっと深みが出るのかな、と思いました。

いやしかし、音楽は伝えたいことを歌詞が大部分説明してくれるけど、

アートは作品から何かを感じ取る必要があるから、

受け手の技量が問われる分野だと思いました。

*****

このあと、先へ進むと展示会のクライマックスに突入するのですが

暗闇に浮かび上がる、太郎氏の作品「殺すな」

これに胸をガッと掴まれました。

みんなが願う、争いがなくなる日は来るのだろうか。。

そのあと広い空間の先にひっそりと展示されている

岡本太郎氏の遺骨。

これは太郎氏の養女・岡本敏子さんが持っていたものだそうですね。

遺骨を使用したことには賛否両論あるみたいなのだけど、

私は悪いことだとは思わなかったです。

もちろん、きちんとした思いで展示しなければいけないとは思います。

この展示会に岡本太郎氏が必要不可欠ならば、その人の生きた証である

遺骨は一番説得力があると思います。

本当は限られた人しか見ることのできない、そんな特別なものを

見させていただく訳ですから、見る側にも「生と死」というものを

改めて考えなければいけない責任が生まれると思います。

運良く、展示スペースには私以外誰もいなくて、

太郎さんと二人きりの特別な時間を過ごさせて頂きました。

*****

Photo_10
(吹き抜けに飾られていた岡本太郎氏の写真)

*****

全部を見終わって思う素直な感想は、岡本太郎さんの

存在感と作品の持つパワーの強さを改めて感じました。

もうこの世にはいないのに。不思議です。

そして今回をきっかけに、Chim↑Pomというアーティスト集団の

活動を色々調べてみましたが、物議を醸している作品も多々あるようですね。

正直疑問に残る作品もありましたが、いくつもの問いかけを

見る側に投げかけてきてる感じがします。

いいか悪いかは別として、そういう何かを考えるきっかけが

生まれることは悪いことじゃないと思います。

今回の展示も7/28まで開催されてますので、

色んな問いかけを肌で感じてみて下さい。

『PVILION』

http://www.taro-okamoto.or.jp/n-exhibition.html

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

次回のライブはThumb of us での出演です。

4/28(日)

国分寺 giee

「The Bear Cafe Vol.5」

~ くまごころレコ発記念第2弾 ~

出演 : mi-ma/Thumb of us/みつを&the shoes/くまごころ

(出演順です。Thumb of us は19:40頃の出演です。)

時間 : Open 18:30 / Start 19:00

Charge : \1,500 + 1Drink

国分寺 giee

http://giee.jp/

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

*「藤元りょうこ」HP

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=ryoko_fujimoto

*「Thumb of us」ブログ

http://ameblo.jp/thumb-of-us/

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コメント

良い休日だね~
7月までやっているなら
私も行けるかなぁ?
Chim↑Pomの写真集
私も観たけど
同じ気持ちになったなぁ~
(賛否両論あるけど云々…って所)

投稿: のだはるみ | 2013年4月28日 (日) 18時18分

>はる
何を感じられるか、ぜひ見てみて欲しい!
彼らの作品、思い出すと胸焼けが。。
私には刺激が強すぎたな(*_*)

投稿: 藤元りょうこ | 2013年4月29日 (月) 00時22分

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