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2011年12月31日 (土)

『インドであたしゃ考えた』完結編

今回ついに完結!

『インドであたしゃ考えた』完結編をお送りいたします!

日付は8/12(金)。インド7日目、最終日をむかえました!

ドタバタと出国の手続きをし、

いよいよインドを出国します!

*****

バタバタと出国カードを書き終え、急いで出国審査のカウンターへ向かう。

(えーと、出国カードは~。。あれっ!ない!さっき確かに手に持ってたはずなのに!)

カバンの中を探しても、どこにもみつからない。

また来た道を戻っていくと。。

落ちてた…。

(もぉぉー!!時間がないのに何やってるんだ自分!怒)

それを急いで拾い、ダッシュでまたカウンターへ向かう。

難なく出国手続きを終えて、今度は搭乗ゲートへ向かった。

マレーシア航空のゲートはかなり端の方にあるようで、

ながーい通路をずんずん歩いて行く。

チケットに書いてあるナンバーのゲートに到着。

ぐるっと見渡すと同じ飛行機に乗るであろう乗客はほんとどがインド人ぽい。

その中に1人だけ、日本人女性がいた。

格好もインド通な感じで、インドは旅慣れてるのかな?

持ち物は麻のショルダーバッグひとつだけで、

涼しい顔で両手でiPhoneを操っている。

それに比べ、私といったらドでかいバックパックとショルダーバッグ、

さらに布バッグにさっきのポテチや機内で使うマスクやなんかを

ごちゃっと入れて持ち歩いてて、何だかとても恥ずかしくなってきた。。

次回旅する時は私も身軽に涼しい顔をしていたいものだわ。

それにしても、インドの空港は新しくなったばかりで、

かなりきれいだし、待合室の椅子もかなり豪華。

何台かは仮眠が取れそうなリクライニングシートがある。

もし空港で泊まらなきゃいけないことがあっても、

これだったら全然余裕じゃん!

下手に外に出るより、空港のが安全だろうし。

日本でインド行きの航空券を買う時、安いチケットは

夜中の2時に着くスケジュールだったから諦めたのだが、

色々とインドの様子がわかった今、次回はこんなプランもありかしらん?

いやしかし、急いで来たわりに出発時刻を過ぎても

全く機内に誘導される気配がない。

ここまで来て機械の故障が起きて飛行機

飛ばないとか、絶対やめてくれ~!汗

気付くと私が乗る飛行機のパイロットらしき二人組が、

私達と同じ待合室の椅子に座ってくっちゃべってる。

(こりゃ出発までかなり時間がかかりそうだなぁ。。)

パイロットさんを間近で見たのって初めてで、彼らの格好は

パリッとしてて、芸能人みたいにすごいオーラがあったよ。

余裕で談笑してる感じがニヒルや~。

でもこの二人組に自分の命を預けるのかと思うと、

なんでだろ?あんまりお会いしたくなかった気がする。

あんな大きな物体を本当に人間が操縦するんだ、と思ったら

ちょっと、いや、かなり恐ろしい。。。

(安全第一でよろしくお願いします。。。)

1時間がたった頃、ようやく案内のアナウンスが

流れ出して、機内に入ることができた。

帰りも座席はトイレに行きやすいように通路側。

日本でチケットを取った時、帰りの飛行機は

お酒を飲みまくる!と決めていたのだ。

私の隣はシャイなインド人カップル。

彼女はハンドバッグを上の荷物置きに入れたかった

みたいなんだけど、私が邪魔で入れられないみたい。

ずっと彼とヒソヒソ話をしてバッグをもて余していた。

それに気付いて、こちらから声をかけ、バッグをしまってあげた。

今までシャイなインド人に出会ったことがなかったからとても珍しく思えた。

強烈なインド人のキャラに鍛えられて、今では

私の方が図々しくなってる気がするよ…(苦笑)

飛行機は無事に離陸。あっという間に陸地が見えなくなる。

(あぁ、ホントにおさらばなんだ。インドよ、、、、ありがとう!)

寂しい気持ちはあったけれど、無事に飛行機が飛んだことで

内心ものすごくホッとしていた。

ここまではすこぶる順調だ! あと1歩でこの旅が成功する。

さてはて、行きと同じくピーナッツタイムの後は

すぐにお昼ごはんの時間。またもやカレー尽くし。どひぇ~

1_2

残念ながら胃はまだ少々荒れていたから、

せっかくのお酒もワイン一杯しか飲めず。。

カレーは美味しく頂いたけど、カレー味の豆サラダは

口の中の水分が全て奪われていく感じが辛く、完食できなかった。

その後はガイドブックを読んだり、うたた寝したり。

6時間くらいたった頃、そろそろ到着する

時間ではないか?と、心がそわそわしてきた。なぜかというと

よく飛行機が遅れて乗り継ぎ便に乗れなかったという話を思い出したのだ。

1時間遅れて出発したし、この飛行機がまさにそれなんじゃ?!

それからずっと着陸するまで時計をじーっと眺める。

このまま順調に到着したとしても、eチケットに記載されている到着時間が

インド時間だとしたら、乗継までに10分しかないんですけど!!焦

その後、飛行機はそのまま1時間遅れで到着。

早めにリュックを背負って、すぐに降りれる準備をした。

出口が開き、人が流れ始めた。その流れに乗って

前方の出口へ向かう途中、床に散らばった

大量のゴミを目撃して、ア然とする。

そのゴミは機内食で出た時の紙ナプキンとか

その他機内サービスで支給されたものなど。

数日前、バラナシに向かう夜行列車で、インド人のポイ捨てに

カルチャーショックを受けたけれど、彼らは

機内でも自国のルールで過ごすんだね(苦笑)

でもそれが彼らの習慣というか、常識なのだから仕方がないことだ。

それを横目に、急いで出口を出て乗り継ぎのゲートへ向かう。

Photo_2

ゲートに着くと、まだ搭乗ゲートは閉まっていた。

どうやらeチケットに載っていた時間はクアラルンプール時刻だったみたい。

ゲートが開くまではあと30分以上あるようなので、まだ荒れていた

胃の為に何か優しい物を食べようと思い、レストランのあるエリアへ向かった。

お粥を出している中華のお店があったので、そこへ入る。

店員さんにお粥の値段と日本円が使えるか聞いてみた。

お値段は大体500円くらいで、日本円も使えるそうだ。

何にも入っていないお粥だったけど、久しぶりの

日本的な味付けがすごくおいしかった。

しかも付け合せに、新橋でよく行くそば屋のトッピングと同じ

青唐辛子じょう油がついていて、すごい懐かしくなって

胃が悪いというのに、ドバドバかけて食べてしまった。

Photo_3

あまりゆっくりもしていられないので、食べ終わった後すぐお会計。

お金に関して色々と規定があるようで、千円札で支払いをしたら

日本円ではお釣りが出せないらしく、マレーシアのお金が返ってきた。

(えっ?リンギット。。。もらっても困るんですが!

マレーシアなんて今後来る予定一切ないですし、、、)

仕方がないので、おつりを受け取り店を後に。

(搭乗ゲートが開くまであと10分くらいあるから

それまでにこの500円分のリンギットを使い切っちゃえ!)

Photo_4

近くの何でも売っているドラッグストアみたいなお店に入り

お土産になりそうなお菓子を買うことにした。

表示価格を目安に適当にカゴにお菓子を放り込んでいき

レジのお姉さんにお会計をしてもらう。

するとだいぶ手持ちのお金が余ってしまったので

もう一度適当にお菓子を追加することにした。

それを見たレジのお姉さんが「あとこれだけ買えるわよ」

と計算機でレクチャーしてくれた。(なんと親切!)

お姉さんのおかげで無事に買い物完了!

またもや時間がない~~!ダッシュで搭乗ゲートへ向かう。

いつも走ってばっかり。。。

500円分消費するために飛行機が出ちゃったらどうするんだ~~!!

と無駄に焦ったけれど、搭乗ゲートに着くと

出発まではまだまだ余裕があったみたい。

待合室は日本人が半数ぐらいを占めていた。

ほぼ定刻通りに搭乗し、無事に飛行機は離陸した。

(いよいよ日本に帰るんだ。なんか嬉しいような寂しいような。。)

客室乗務員の方も日本語を話せる方がほとんどだし、

今から何かトラブルが起こってもそれほど心配する事はない。

と思うと、やっぱりホッとする。

余裕が出てきたら、「次はどこの国に行こうかな~?」なんて考えだして、

日本から持ってきた私の旅の師匠・たかのてるこさんの

「モンキームーンの輝く夜に」という旅行記を読み始めた。

その中で印象的だった言葉がある。

-「日本人として生まれた」ということは、「世界を自由に旅する

パスポートを手に入れた」も同然だったということ。-

日本人は他の国の人に比べて、厳しいしばりもなく、色んな国に行き来できるのだ。

インドで感じたのは、色んな国の人が日本人に対して友好的なんだ。という事。

きっと少なからずこの事がこのインドの旅を手助けしてくれたはず。

日本にいると気付けなかったけど、日本人に生まれてこれた、

そのことだけでとても恵まれていることなのかもしれない。

今までチャンスはたくさんあったはずなのに、

「私には絶対無理だ。」って決め付けている事。

でも今回の旅みたいに、ほんのちょっとの勇気で、

簡単に乗り越えられてしまうこともある。

2万円で手に入る無限の可能性。

素晴らしい事だと思うし、私もこれからチャンスがある限り

それを生かして、色んな国を旅してみたいと思った。

知らない世界をもっと知りたいなぁ。

そんなことを思いながら、機内での時間を過ごしていた。

いやしかし、機内って本当に乾燥するのね!

この間テレビで見たんだけど、機内の湿度って0%に近いらしいですな。

行きはマスクをしないで大失敗したから、

ごはんを食べる時以外はずっとマスクをしていた。

2

(余談ですが、機内食をパチリ。)

そんなこんなで、ほぼ予定通りに成田空港に到着!!

Photo_6

(写っているのはJALですが、、)

飛行機を降り、空港へ入ると中は薄暗くて、

冷房もほとんど効いておらず、蒸し蒸しとしていた。

それが今日本はまだ震災後の大変な状況下にあるんだ、

ということを思い出させた。

Photo_5

(出国審査へ向かう途中の通路に日本的な展示が。やっぱりホッとする)

まずは預けたあの恥ずかしいリュック荷物を取りに行かねば。。

ベルトコンベアーから出てくる荷物を眺めていると、

ラップにグルグル巻きのコロンとした荷物、

出てきた瞬間に「私の荷物だ!」とわかった(恥)

Photo_7

(しつこいようだがもう一度、、、UP)

すぐさまそれを引き上げ、ラップをはがす。

改めてみてもホントにダサいかばんだな(苦笑)

それを抱えて、吉祥寺駅行きのリムジンバスに乗り込む。

Photo_8

(あとは自動的に家の近くまで行くから、もう安心だ。。)

と心底ホッとして、深い眠りに落ちていくのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

というわけで、初めての海外1人旅 IN インド は、大成功!!!

・・・と言いたい所ですが、持ち帰ったあの恥ずかしいリュックが

その後、我が家に大被害をもたらすなんて、夢にも思わなかった(泣)

リュックを部屋に数日放置していたところ、インドの強烈なダニが

我が家に住み着いてしまったようで。。。

寝ている時に飛び起きるほど強烈なかゆみが走り

数週間、ずっとダニに悩まされ続けたのだ!

それを退治するのが本当に大変だった・・・

宿1泊分の値段を出して買ったあのリュックは

もちろん闇に葬り去りの刑。

気候が寒くなるに連れ、ダニは激減。

日本に四季があって良かった~。と思わずにはいられなかったよ。

みなさんももしインドに行くことがあったら、

帰って来たあと荷物の処理に十分ご注意を!!

******

というわけで、『インドであたしゃ考えた』完結です!!

今まで読んで下さったみなさん本当にありがとうございました。

死ぬ覚悟で行ったインド、この旅行記を読んで、インドに行ってみよう!

と思ってくれる方がいたらすごく嬉しいです。

行った方がいたらこっそり私に教えてくださいね。

この旅で得られた「やる気があれば何でもできる!」っていう自信は、

すぐには現れず、生活をしていく中でじんわりと私を満たしていってくれています。

旅は自分を探すのではなく、自分が培ってきたものを

再確認するものなのかもしれないなぁ、と思いました。

余談ですが、夜行列車で出会ったプラディープとは

その後連絡が取れ、今でもたまにメールのやり取りとしています。

(もちろん英語で!)

メールや便利なもののおかげで、繋がれる部分って現代ならではですね。

おもしろおかしい、そしていい出会いがたくさんあった旅が

またできた時は、旅行記を書きたいと思います。

みなさんも楽しい旅をたくさんしてくださいね!!!

*** 藤元りょうこ ***

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ryoko_fujimoto

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コメント

はじめまして!
インドに旅行したいと考えているものの、
1週間という休みは取れないなぁ…とか、
英語さえままならないのに…とか、
言い訳ばかりで行動に移せない小心者です^^;
旅行記、大変楽しく読ませて頂きました!
そして、更に行きたくなりました。
お小遣い貯めて、計画しよーーっと!

投稿: MASATOSHI | 2016年1月17日 (日) 20時33分

>MASATOSHI 様
はじめまして。
旅行記読んで下さってとても嬉しいです!ありがとうございます。
ずっとコメントに気付かず、返信が遅れて申し訳ありませんでした…。
インドに呼ばれているのですね。
弾丸ツアーになってしまったとしても、是非一度旅して、あの空気感を味わって頂きたいです!
牛が都会のど真ん中を歩いてる…
やっぱりこんな国、他にはありませんから(笑)

投稿: 藤元りょうこ | 2016年5月 1日 (日) 18時53分

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