« 『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その4 | トップページ | 『インドであたしゃ考えた』6・7日目・ニューデリー滞在編・その6 »

2011年12月27日 (火)

『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その5

お次は「6日目・ニューデリー滞在編・その5」をお送りいたします!

日付は8/11(木)。インド6日目を満喫中!

ジャマー・マスジットからコンノートプレイスへ戻ります!

*****

ジャマー・マスジットに行って、また新たなインドの現実を垣間見た。

豊かさのすぐ真横で貧困にあえぐ人々が暮らしている。

自分だって日本では決して豊かではないけど、自分の意志でこの地に

足を踏み入れることができるのは、やっぱり豊かなのだ。

インドからの問いかけに、じっくりゆっくり考えを巡らせたいのだが、

ヤツはそんな暇も与えてくれやしない。。

お髭「お茶飲むか~?おなかすいてないか~?

マッサージ行く~?(以下延々と続く)」

さっきから痛んでいた頭がさらに輪をかけて

痛みを増してきたため、完全にシカトを決め込んだ。

何も反応しなくなった私に腹を立てたのか、恐らく

下ネタと推測される話を息つく間もなくお髭は話出した(苦笑)

結局、ジャマー・マスジットを出てから、最初に出発したコンノートプレイスまで

70ルピーで行ってもらうことになったのだが、この道中

お髭はやたらと私のホテルまで送ってあげる、と言ってきた。

「どこのホテルに泊まってるんだ??」

と、しつこく聞いてきたから適当にごまかしていた。

しかし止まらぬマシンガントークに頭がガンガンしてきたため、

ホテルのそばまで行ってもらった方がいいかもなぁと思い、お髭に

「メインバザールまで70ルピーで行ってくれる??」と聞くと、「OK!」とのこと。

その後もしつこくホテルを聞かれたが、ひたすらごまかし、

それにムカついたお髭は下ネタを連発する。

以下このやり取りが延々と続く。。。

リキシャがメインバザールの中程に差し掛かった頃

「この辺りで降ろして」と言うと、お髭は道の脇にリキシャを止めた。

今までの料金をお髭に手渡すと、なんとヤツは私の目を一切見ず、

お金だけ無言で受け取り、私が「ありがとう」と言って

その場を去ろうとしている時も、終始私を無視!!(怒)

たぶん私がヤツの勧める誘いに何ひとつ乗らなかったのが

相当気にくわなかったのだろう。

(なんてやなヤツ!! とんでもないヤツに出会ってしまったもんだ。。)

Photo

(こちらがそのとんでもないヤツこと、お髭です。)

この怒りが頭痛をさらに悪化させた。

宿に戻りまずしたことと言えば、頭痛薬を飲むこと。

後にも先にも薬のお世話になったのはこの時だけ。

インドに来て下痢止めじゃなく、頭痛薬しか飲まなくて済んだのは

幸か不幸か。。。皮肉なもんだ。

少し休んだら、お土産を買いにまた出かけようと思っていたのだが

頭痛と疲れでものすごく体が重くて、結局2時間くらい横になっていた。

このまま寝てしまおうかとも思ったけど、インド最後の夜を

ホテルで寝て終わってしまうのは悔しすぎる。

しかも朝からちゃんとした食事をしていないし、

このタイミングを逃したら、朝まで飲まず食わずになってしまう。

重い体を無理やり起こして、また出かける準備を始めた。

家族や友達へのお土産探しをするためにガイドブックを開くと

またもや行きたいお店はコンノートプレイスの辺り。

(もう行きたくないんですけど~~)

もしくは地下鉄では行けない距離にあるお店。

只今の時刻、18:00。なかなかいい時間になってしまった。

体調的にも時間的にも、オートリキシャの交渉をしなくて済む

徒歩か地下鉄で移動できる距離にあるお店に的を絞ろう。

その条件に合う中で一番気になったお店は、コンノートプレイスから近い

「オックスフォード・ブックストア」というおしゃれ雑貨店。

まずは徒歩でその場所を目指すことにした。

宿からメインバザールに出ると、いつも天気が悪くて

灰色だった空が、今はきれいな水色に染まっていた。

さっきまではデリーという街を本当に嫌いになりかけたけど、

この空を見て、(楽しかったインドを嫌いになりたくないなぁ。

こんなに綺麗な空を見れたんだから、まいっか~!)と思うことにした。

この時の気持ちを忘れないように、そう思わせてくれた空を写真に納めた。

Photo_3

(インドに罪はありません。素敵な青空と思い出をありがとう!!)

メインバザールからニューデリー駅の方へ出て、大きな通りを

15分位歩いて行くと、さっき訪れたコンノートプレイスが見えてきた。

「オックスフォード・ブックストア」はコンノートの

1番外側の通り沿いにあるので、そこを目指して歩いて行く。

Photo_4

(コンノート周辺。1番右にあるビルが目的地周辺です。遠っ!)

今度は意外にすんなりと目的地周辺にたどり着いた。

Photo_5

そこには巨大な敷地を取り囲むように大きな柵が立っていて、

その中にお店が入っているであろうこれまた巨大なビルが建っている。

Biru

(こちらがその巨大ビル)

ビルの正面から入れるもんだとばっかり思って、近づいてみると

正面にも柵が張り巡らされていて、敷地に入る入口の門が全然みつからない。

周りをうろうろしていると、歩道に突っ立っていたおじさんが、いつの間にか

私についてきて、「この建物の入口はあっちだよ」と教えてくれた。

私はまた変な客引きかと思って適当に相づちを打つと

おじさんはどこかに行ってしまった。

(ただの暇人だったのかなぁ?珍しく欲のない人だったなぁ。)

おじさんの言った通り、ビルの左側へ歩いて行くと、

裏門のようだけど、確かに入口らしきゲートとドアが見えた。

そこには警官がいて、建物に出入りする人をチェックしているようだ。

警官にお店の名前を伝えると「店は閉まってる」と言われてしまった。

(んなバカな! だって今はまだ18:30で、

閉店まであと1時間半もあるやないかい!)

と心の中ではそう思ったけど、インドでは警官が言うことは絶対。という印象がある。

外国人はないだろうけど、彼らの気まぐれで逮捕されたという話もあるようだし、

変に機嫌を損ねるようなことはしない方がいいみたい。

すごすごと来た道をもどると、またさっきのおじさんがいて、話しかけてきた。

(やっぱり客引きかなぁ?)と思ったけど、他愛もない会話をして

またどこかへ行ってしまった。

(話しかけてくる人で客引きじゃない人もいるんだ~。ほんと謎な人多いなぁ。)

いやはやしかし、困った困った。

他にお土産を買うようなところがないんだけど。。。

とりあえずコンノートプレイスに雑貨屋さんがないか探しに行ったが、

あるのはお菓子や食料品を売っているお店や、雑貨屋でも

インドっぽい物がほとんど売っていないお店だったり。

インドのお土産を買うにあたり、食料品は避けたい(あげた人にお腹壊すと

思われたら嫌だし)と思っていたから、別のお店を探すことにした。

コンノートの中心部・地下にマーケットがある、と

ガイドブックに載っていたのを思い出し、そこへ向かった。

コンノートの中心には服なんかを売っている出店が

たくさん並んでいて、人でごった返している。

段々と空が暗くなってきた上に、インド人の浅黒い肌に

大きなぱっちりした目と、きれいな白い歯が浮き出て見えた。

勝手な妄想だけど、その様子はいつものフレンドリーなインド人では

なくなってしまったような気がして、急に少し怖くなってしまったのだった。

とりあえず地下に伸びた通路を進むと、またもや

地下鉄に乗る時と同じセキュリティチェックをしている。

マーケットへ行くにはここを通過し、さらに奥へと進まなければならないようだ。

マーケットは安全だとは思うけど、中の様子が全くわからず

怖いので、マーケット行きは諦めた。

バラナシで犬に追いかけられた時のがよっぽど怖かっただろうに、

弱気になってしまって、ちょいと情けない。

もう時間もかなり限られてきていたから、すぐさま地上に出て

さっき通ったお菓子や食料品が売っているお店に行くことにした。

(結局食べ物買うんかい!)

中に入ると、絵に描いたようなかわいらしいおじいさん(どんな爺さんだ?)と、

インド人ではなさそうな青年の二人が、お店を訪れるお客さんをもてなしていた。

Yahoo!JAPAN

店内をぐるっと見回すと、アンティーク調の造りで、生野菜から

スパイスまで何でも売っているスーパーのような品揃え。

その中から「かさばらず」、「溶けず」、「崩れない」物を探し始めた。

バラまき土産はキャラメルお徳用。あとはクノールみたいなカップスープセット。

かなりかさばるから躊躇したけど、インドといえばやっぱり紅茶か。

という事で、四角い箱に入ったティーバックセット。

結局かなりの量を買ったので、結局かさばってしまった(ガビーン!)

ありがたい事に、おじいさんが不織布(っていうんですかね?)でできた

ちょっと丈夫で見栄えのいいバッグに買った物を入れてくれた。

本当にお土産選びのセンスがない私は、やっとの思いで

ミッションを完了させられた事に心底ホッとしていた。

溢れんばかりの笑顔を振りまいてお店を後に!

ただ今の時刻、19:45。さぁて、そろそろごはんを食べて宿に戻らないと。

しかし、体調はさっきの頭痛から今度は胃痛に発展していて

さすがにカレーだけは食べたくない。。と思っていた。

不思議な連鎖反応なんだけど、お髭のせいでインドを嫌いになりそうに

なったら、今度はカレーの匂いさえも体が拒否反応を起こし始めたのだ。

街中でカレーの匂いがプ~ンと匂うと「オエッッ!!」っとなってしまう。

インド最終日にとても悲しいのだけど、日本人にとって

とてもポピュラーな食べ物が食べたくなってきて、

入ったお店が「ケンタッキー」・・・・・。

コンノートの中にあるケンタに行くと、なんとお店の前に警備員さんが立っていた。

その警備員さんがわざわざドアを開けたり閉めたりしてくれるのだ。

インドではファーストフードもまだ高級なお店なのかもしれないね。

レジにあるメニューの中から、カレーが入っていない

ハンバーガーとポテト・ペプシのセットを注文。

はっきりとは思い出せないが、お値段は日本の半額位だったかと、、、

Photo

久しぶりのポテトがうまいうまい!!

ペプシも氷がインド水で作られていたらアウトなんだけど

氷が溶け出さないうちに一気に飲んでしまえ!と、半分くらい一気飲み。

めちゃ爽快~!!炭酸ってすばらしい。涙

そして今夜のメインディッシュ、コロッケみたいなハンバーガー。

(いただきますっっ!!) パクッ!!

食べた瞬間、お口いっぱいに広がるカレー・フレーバー(笑)

(うぉーーー!! 早く日本に帰りたい!!!・・・・涙涙涙)

この時、インド滞在中初めてホームシックにかかり、泣く寸前だった。

その後どうしてもハンバーガーだけは食べることができず、お店を後に。。

インドなのにカレー味じゃないメインディッシュがあるわけないだろ!

こんな事なら無難にチキン2本セット頼めばよかった!バカッ!

と、自分で自分に腹を立てながら、地下鉄の駅に向かった。

結局この日はろくな物食べてないな(笑)

昼間も降りた「RAJIV CHOWK」駅から地下鉄に乗り込む。

Eki

(ホームの風景)

夜のラッシュで車内はかなり混雑。日本と変わらない風景だなぁ~。

と思いきや。。。人で溢れかえる車内にライフルを肩から

ぶら下げた警官が乗り込んできた。しかも私のまん前に立ってる。

(オー・マイ・ガー・・・・・ライフル暴発したら真っ先に死ぬのはあたし。。。)

体をできるだけ海老反りさせ、恐怖の1駅の旅を無事に終えたのだった。

降りた駅は「NEW DELHI」。ここはホームは違えど、

夜行列車に乗り込んだ駅だから、宿の方向なんかはだいだい予想がつく。

と思いきや、改札を出て地上に出ると、宿とは真逆の方へ出てしまった。

この時、今朝宿で知り会ったフランス人のおばあさんの話を思い出した。

(地下鉄の駅に行くには陸橋を渡るといいわよ)と。

一番近い陸橋の階段まで行くと、陸橋の上やその周りには

人で溢れていて、階段もゲートで塞がれている。

そのそばにはまたもや警官が。。。

「向こう側に渡りたいんですが。。。」と恐る恐る話しかけると

「だめだ。向こうへ行け」と冷たく言い放たれた。

(うそー・・・・陸橋が渡れなかったら宿までまたオートリキシャに

乗んなきゃいけないの?! もう交渉するのやだよ~。。)

かといって歩いて帰るのは体力的に厳しそうだし、危険。

でも夜オートリキシャに乗ったらどこに連れて行かれるか

わらないし、絶対避けたいところだ。

この警官の言うことを信じて、指差していた「向こう」

と言われる方向へ歩いて行った。

すると、だいぶ人が減ってきて、目の前にもうひとつの陸橋が見えてきた。

(陸橋あったー!!よかった~~!!)

そこにも警官がいたけど、今度はすんなり通してくれた。

陸橋を登り始めて、さっきの陸橋を渡れなかった理由がやっとわかった。

夜行列車の発車前だったから、乗客だけを陸橋からホームへ入場させていたんだ。

そんなことを考えながら階段を登りきると、数日前

夜行列車に乗り込む前に見た光景が目の前に広がった。

Photo_2

(あぁ。本当に今夜がインド最後の夜なんだなぁ。)

と思ったら、今までの出来事がフラッシュバックして、ものすごく泣けてきた。

色んなことがあったけど、インドに来れて本当に良かった、って思えるし

インドが大好き!!絶対また来る!!!

と思って見上げたら、まん丸お月様が夜空に浮かんでいた。

(この月は日本でも見れるんだよね。地球って本当につながってるんだね!

日本でも月を見上げたら、きっとこの夜のことを思い出すだろうなぁ)

感動しまくりながら、必死にデジカメのズームで月を撮っていた。

Photo_3

(残念ながらぼやけてしまいましたが、あの日の月!!)

そしたら、それを見ていたのかインド人夫婦が話しかけてきた。

インド人の女性から話しかけられたのは初めてのことだ。

ちょっとびっくりして、話を聞こうとするが言葉がわからず

結局苦笑いをして、私はその場を立ち去った。

ペテン師夫婦? それとも私のことを心配してくれたのかな?

ほんと、インドって意味不明!笑

もう21時になるから、本当に宿に帰らなくちゃ!

見慣れたメインバザールを宿に向かって歩き出す。

(ん・・・? なんか微妙に、というかかなり

おなかが痛くなってきたんですがーーー!!! 汗汗汗)

******

宿を目前にしてまさかの腹痛。。。

無事宿に辿り着けるのか?! 

それとも公衆トイレデビューしてしまうのか?!

次回、乞うご期待!!

******

遅ればせながら、先日12/22は渋谷Wasted Timeで歌い納めでした。

お聴き下さった方々、ありがとうございました!!

Wastedのみなさんも1年お世話になりました。ありがとう☆

自分なりに納得できる気持ちで歌い終える事ができました。

みんなにとっても自分にとっても色々あった1年だったけど

色んな意味で「生きてる。」って感じられた1年だったと思います。

2012年、どんな年になるか全くわからないけれど、

毎日毎日、大事に過ごす!これに限ります。

今年もたくさんありがとう。来年もどうぞよろしく!

******

次回のライブはちょいと先です。

2012/2/7(火)

下北沢 mona records   初めてのオハコです!

詳細が決まり次第、ホームページにUPしていきますね。

*** 藤元 りょうこ HP ***

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ryoko_fujimoto

|

« 『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その4 | トップページ | 『インドであたしゃ考えた』6・7日目・ニューデリー滞在編・その6 »

インド旅行記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/120008/43532973

この記事へのトラックバック一覧です: 『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その5:

« 『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その4 | トップページ | 『インドであたしゃ考えた』6・7日目・ニューデリー滞在編・その6 »