« 『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その5 | トップページ | 『インドであたしゃ考えた』完結編 »

2011年12月29日 (木)

『インドであたしゃ考えた』6・7日目・ニューデリー滞在編・その6

お次は「6・7日目・ニューデリー滞在編・その6」をお送りいたします!

日付は8/11(木)。インド6日目~7日目(最終日)を満喫中!

ニューデリー駅から宿に戻る途中、まさかの腹痛に!

無事に宿にたどり着けるのか?!

*****

ニューデリー駅からメインバザールに入り、

宿に戻る途中、急にお腹が痛くなってきた。。

(まさか、インド最後の夜にインドの洗礼受けちゃうの?!

やっぱりさっき飲んだペプシがあたったかな。。)

ホテルまではあと5分くらいで着く距離にはいるが、

歩けば歩くほどかなり危ない状況に。。

必死にホテル近くにある目印の看板を探すが、

なかなかそこまでたどり着かない。

公衆トイレの場所はどこだかわからないし。

この旅で公衆トイレを使ったのが夜行列車のみ。という状況。

できることなら使わない方向で済ませたい。

どこかのお店に入って貸してもらおうか?

でも断られるかもしれないし、このままホテルに

真っ直ぐ向かうのが一番良さそう。。。

迷いを捨て、それはもう必死に歩き続けた。

それでも(もうだめかもーー!!)と思った時、前方に

オレンジ色に輝く目印の看板を発見!

(あとちょっとだ!がんばれ~!)と自分で自分を励ました。

やっとの思いで宿に着くと、フロントにはチェックインの手続きをしてくれた

優しいお兄さんがいて「観光はどうだった??」と話しかけてくれた。

が、「ベリーグッド!!」とかなんとか笑顔で返事するので精一杯。

その後一気に階段をかけ上がった。

お兄さんはいつも優しく話しかけてくれてたのに、

あっさりとした会話しかできず、申し訳なかったなぁ。。

急いで部屋に入り、トイレに向かう。情けない話だが、

本当に間に合わないかと思ったが、危機一髪で間に合った。

(お食事中の方がいたらごめんなさい。)

実のところ、日本を発ってからインド滞在3日目位まで物凄い便秘に悩まされていた。

恐らく緊張状態が長く続いていたためだと思う。

それが段々とインドに馴染んでいくうちに便秘も解消されていき、

しまいには完全にすっかりすっきりしてしまった。

激しい腹痛にもならなかったし、実はインドの生活が肌に合っていたりして。

とにもかくにもインド最後の夜まで何事もなく、

今こうして無事に宿にも帰って来ることができたから、

きっと無事に日本にも帰国できる気がする。

初めての海外一人旅は成功目前だ!

そう思えたら、心底ものすごくホッとした気持ちになった。

少し疲れてはいたけど、まずは明日の荷造りをしなきゃ。

お土産を買ったことにより増えてしまった荷物をどうやって

日本に持って帰るか?というのが、1番大きなテーマだ。

機内に持ち込める荷物は旅行カバンサイズの物がひとつと、

貴重品なんかを入れる小さなバッグひとつまで、となっているみたい。

ということは増えた分は預け荷物にする必要がある。

バックパックの中には、日本ですぐ使う物やすぐ配りたい

お土産を中心に入れることにした。

そしてバックパックに入りきらなかった物や、帰国後すぐには

使わない物は、明日メインバザールで安いカバンを買って、

預け荷物扱いで日本に持ち帰ることにした。

もし手違いで、預けた荷物がどこか遠い国に

運ばれて無くなってしまってもいいように。。

この荷造りの時大活躍したのはセロハンテープ。

お土産を梱包する時に使って、すごく助かった。

だいたい荷物をまとめ終えたので、ベッドの上でゴロゴロしながらテレビを見る。

ちょうど目を引いたのがインドのドラマ。

昔日本の日曜の朝にやっていたような、ヒーローものの

実写版のような造りで、予算がないのか撮影技術が足りないのか

ザ・合成!!っていう感じがバリバリのドラマ。

言葉は全くわからないのに、見ているだけでだいたいの内容がわかる。

芝居もだいぶ大根役者が揃っているようで、突っ込み所満載で面白かった。

そのドラマが終わってしまうと、今度はインドの音楽番組を見だしたりして。

インド最後の夜ということもあってか、興奮してしまってなかなか寝付けず。。

結局、かなり浅い眠りで3時間くらい寝たあと、

朝は7時くらいに目が覚めてしまった。

なんだか外は相当強い雨が降っているようだ。

(この雨でお店が閉まっていたらピンチだなぁ。)

とりあえず出かける準備をして、9時過ぎにメインバザールまで出てみた。

まだ外は大雨が降っていて、一瞬で足元がびちょ濡れに。

しかし幸いな事に、お店は何軒か開店しているようだ。

一歩ずつゆっくり歩いて行くと、すぐにカバン屋を見つけた。

黒いボストンバッグを見つけたので、店員さんに値段を聞くと

「1000ルピー」なんてとんでもない答えが返ってきた。

安くして、と言ってもほとんど値引きしてくれない。完全になめられてる。

次に目をつけたのが黒いナイロンのリュック。

マチもかなりあるので、小さいながらもかなり荷物が入りそうだ。

「これはいくら?」と聞くと「500ルピー」とのこと。

(なぬー?!今泊まってる宿の金額と100ルピーしか

変わらないじゃん!怒。ぼったくりおってー!)

リュックの背面にはドでかく、かなりださいマークが入っているのが少々

気にかかるが、時間もあまりないし、この際少々値段が高くても仕方がない。

何度か交渉して結局400ルピーで購入。

お店を出ると、さっきまでどしゃ降りだった雨がすっかり上がっていた。

次は近くにあった雑貨屋に立ち寄る。

ある友達から「変な置物を買ってきてほしい。」という依頼があり、

そのミッションをまだ遂行できていなかったのだ。

店内を見回すと、あったあった!インドの神様置物。

その中から「変な」置物を探さなくては。と迷う間もなくあっさり発見。

この置物は「クリシュナ」という神様で、神様相手に失礼な話しだが

おかしな感じに立て膝をついて、とぼけたお顔をしている様子が、

日本人の私にはとても「変」に思えた。

(写真を撮り忘れたのが大変無念。)

店員さんに値段を聞くと40ルピーとのこと。

バラナシで同じような神様置物を買おうとしたら200ルピー

って言われただけに、ものすごく安い気がした。

他にはおばあちゃん用に小物入れ、自分にブレスレットを買った。

店員さんに「ディスカウントプリーズ!」と言うと、ちょっとだけおまけしてくれた。

この店員さんは、押し売りすることもなかったし、

すごく穏やかで、爽やかな笑顔が素敵だった。

おかげでインド最後のショッピングがいい思い出となったよ。めでたしめでたし。

さぁ、そろそろ宿に戻って最後の荷造りしなきゃ!

部屋に戻り、さっき買ったリュックに残りの荷物を詰めていく。

結構パンパンになってしまった。

Photo_3

(ロゴがかなりイカすでしょ?リーボックの略?笑)

荷物を押し込めながらチャックを閉めきろうとしたその時

「ビリッ!!!」

なんと本体とチャックの間が張り裂け、大きな穴が開いてしまったのだ!!

買ったばかりだというのに。。完全にインド製品をなめていた…。

穴が開いてるから全く意味がないけど、閉じたチャックに鍵を取り付けてみた。

Photo_2

(私なりに必死に繋ぎ止めてみました。)

この鍵で何が守れると言うのだー!この時の虚しさったらないよ。。

今からバックパックの中身をこのリュックに入れ替えて、

機内持ち込みにすることも考えたけど、さすがにもう時間がない。

とにかく出かける準備をして部屋を出た。

Photo_4

(さらば!お世話になった部屋)

フロントまで行くといつもの優しいお兄さんがいた。

お金を払っている時、「友達にもこのホテルを薦めてね」と言われた。

私は「OK!!」と笑顔で答えた。

このホテルはリピーターが多そうだし、お兄さんもいい人だったし、

またニューデリーに来る機会があったら是非また利用したいな。

重い荷物を抱えてニューデリーの駅へ向かう。

さっきのカバン屋の横を通り過ぎる時、文句のひとつでも言いたい所だったが、

今さら何を言っても時間の無駄なので、グッとこらえた。

ロータリーを見ると昨日の陸橋を渡らなくても、

いくつか地下鉄に入れそうな階段があったので

そのひとつに入り、切符売り場の窓口に向かう。

途中こんな物がありました ↓

Photo_5

(インドの公衆電話。女の人の顔がシュールです。)

Photo_6

(このフリスクを食べると、彼女にぶたれた時くらい目が覚めるそうです。)

窓口で路線図を確認すると、なぜか空港に向かう

ルートが書かれていないが、とりあえず列に並ぶ。

自分の順番がきて、窓口の人に「エアポート」と伝えると、英語で何かを言っている。

すると周りにいたインド人達がみんな「グリーンライン!グリーンライン!」

と言って、さっき降りてきた階段の方を指差している。

それを見て、やっと自分が間違った場所にいたことに気が付いた。

「おぉー!センキュー!センキュー!」とお礼を行って、ダッシュで階段をかけ上った。

(ホント、インド人って親切すぎて泣けてくるぜっ!)

グリーンラインとは空港行きの路線のこと。

地下鉄は路線ごとに色分けされているのだ。

地上に出ると前方に周りの建物とは明らかに雰囲気の違う、

ガラス張りの超近代的な地下へ降りる階段があった。

地下へエスカレーターで降りていくと、無駄にだだっ広い空間が

広がっていて、奥の方に切符売り場がある。

どうやらここはインディラー・ガーンディ空港へ向かう専用の改札のようだ。

これからインドがどんどん発展していったら、

今は無駄に広い空間も人で溢れ返るのかなぁ。

切符は窓口ではなく、外に自動販売機があって、案内係の方が

切符の購入からお釣り・レシートの受け渡しまでしてくれた。

(なんてサービスがいいんだろう!)

例のごとくセキュリティチェックを受け、改札をくぐり

ホームへ行くと、すぐに電車が来た。

乗り込んだ車両には私しか乗客はおらず、誰に気兼ねすることもなく

地下鉄よりも更に近代的な車内に興奮して、その様子をパシャパシャ撮った。

Photo_7

(宇宙ステーションに連れて行かれてしまいそうなほど、近未来的です。)

電車は何駅か走ると地上に出て、その景色を眺めていると、

いよいよインドともお別れなんだなぁ。。と思い、とても寂しい気持ちになった。

ボーッと外を眺めていると、空港が近付いてきたのか電車は再び地下に潜った。

駅に着いて案内板に促されるまま歩いていくと、出発ロビーに到着。

外の景色を眺めていると、7日前この空港で送迎のロニさんと出会い、

出会った直後にパシらされたことが、ものすごく

遠い日に感じられ、不思議な気分になった。

色んな想いが頭を駆け巡る中、まずは両替コーナーに向かう。

「トーマスクック」というインドでは有名な銀行のカウンターへ。

残っているお金は1000ルピー未満の紙幣と小銭。

それら全てをカウンターに出すと、両替を断られた。

どうやら1000ルピー以上の高額紙幣しか両替してくれないらしい。

こんなことってあるの?!受付の人も冷たかったし、

両替をしてくれなかったことにも少し腹が立った。

インドのお金はインドでしか両替できないのにさぁ。。

まぁ、またインドに来なさい。ってことかなー!と思うことにして、

次はチェックインカウンターに向かう。

その途中、素晴らしいサービスをしているコーナーを発見!

そこはトランクのラッピングサービス。

ラップでグルグル巻きにして、傷がつくのを防ごうというものらしい。

(さっき張り裂けてしまったリュックをこれでくるめば。。!ナイスアイデア!!)

さっそく従業員の人にいくらか聞いてみる。と、なんと200ルピーもするではないか。

リュックの代金400ルピーとラッピング代を足すと、、、

なんとさっきまでいた宿と同じ料金やないかいっ!

ほんとにアホくさくなってきたけど、なんだか笑えてきた(笑)

とりあえず使えないリュックはグルグル巻きの刑。

Photo_8

(見るも無残な姿。。。)

そのあとチェックインカウンターへ向かった。

受付の人にその恥ずかしいリュックを預け、難なくチェックイン完了。

そのあとはコーヒーでも飲みながら出国カードでも書くか!

と、売店に行き、冷たいカフェオレとポテトチップを購入。

その時、売店のお兄さんが私が身に付けていた古い切手でできた

ネックレスに気付き、何やら話しかけてきた。

「それどこの国の切手??」とかそんなようなこと。

そのやり取りを見ていた他の店員さんも「なになに??」と話しに加わりだした。

その後も私が買ったカフェオレに「生クリームをトッピングすると

もっと美味しくなるよ~!」とか、色々話しかけてくれた。

日本だったら仕事中こんなにフランクに初めて会ったお客さんに

話しかけることってなかなか出来ないよね。このゆるさ、いいよなぁ。

多分これがインド人との最後のやり取りか。。

ちょっとした出来事なのに、いちいち名残り惜しくなってくる。

みんなにバイバイ!と言って、ベンチに腰かけた。

ポテチを食べながら時計を見ると意外と時間がギリギリになってしまってたので

急いでカフェオレを飲み、ガイドブックに書いてある

例を参考に出国カードに記入していく。

この時いくつかわからない項目があったのだが、行きにインドへの

入国カードをデジカメに納めていたことを思い出し、急いで写真を探す。

(おぉ~!写真撮っておいてよかった。答えは全部ここに写ってる!)

他にも滞在していたホテル名を書く欄もデジカメに

撮っておいたルームキーを見て記入した。

パー子のようになんでも写真に撮っておくと便利だなぁ!

その出国カードを握りしめ、またもやダッシュで出国ロビーへ向かったのだった。

(いつも走ってばかり。。。笑)

*****

次回はいよいよインドとおさらば!出国いたします。

この後も珍道中は続くのか?!

乞うご期待!!

*****

いつもインド旅行記を読んでくださっているみなさん、こんばんは!

(本当はこのブログ、音日記なはずなんだけど・・・)

最初は10話くらいで終わるだろ~。と思っていたこの旅行記が

こんなに長くなってしまったとは、、、

恐らく次回で完結編を迎えると思います。

いつも「おもしろいよー!」とか嬉しい言葉をかけてくれたみなさん

本当にありがとうです!!

最後まで楽しんでいただけたらこれ幸いです。

お付き合い、どうぞよろしく!!!

*****

次回のライブはちょいと先です。

2012/2/7(火)

下北沢 mona records   初めてのオハコです!

詳細が決まり次第、ホームページにUPしていきますね。

*** 藤元 りょうこ HP ***

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ryoko_fujimoto

|

« 『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その5 | トップページ | 『インドであたしゃ考えた』完結編 »

インド旅行記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/120008/43557354

この記事へのトラックバック一覧です: 『インドであたしゃ考えた』6・7日目・ニューデリー滞在編・その6:

« 『インドであたしゃ考えた』6日目・ニューデリー滞在編・その5 | トップページ | 『インドであたしゃ考えた』完結編 »