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2011年10月 9日 (日)

『インドであたしゃ考えた』4日目・バラナシ編・その8

お次は「4日目・バラナシ編・その8」をお送りいたします!

日付は8/9(火)。インド4日目を満喫中!

本場インドで「アーユルヴェーダ」に初挑戦!

*****

16:00に予約を入れた、宿の近くにある

「アーユルヴェーダ」のお店「Dhanwantari」へ向かう。

Photo

街をブラブラしていたい気持ちもあったり、よく知りもしないお店で

マッサージを受ける、ということが、すごく気持ちを沈ませていた。

重い足取りで薄暗いお店に入ると、誰もいない。

「エクスキューズミー」と何度か声をかけると、昨日予約を受け付けてくれた

若い女性がすごくいい笑顔で出迎えてくれた。

すると、奥の部屋から4~5歳位の小さな男の子が出てきて

持っていた小さな傘をお店の中で「バッ」と広げて、

キャッキャとはしゃいでいた。(しばし癒される。。)

どうやらこの女性はこの子の母親のようで、「ここで広げてはだめよ!」

(多分そう言ったんだと思う)と、笑顔でその子をしかっていた。

その怒る様子が、両手を腰に当ててのオーバーリアクションなものだから

思わずアメリカとかのお笑いドラマを連想させた。

「外国の人って本当にこういうリアクションするんだ~」

と、感心しながらその光景を眺めていると、また奥の部屋から今度は

父親らしき人が出て来て、男の子をなだめながら二階に上がって行った。

ちょっとした出来事で私の気持ちはだいぶ穏やかになった。

(もしかしたらこの女性は、自分のマッサージの技術で

家族を養っているのかもしれないなぁ。

見た目はまだ27、8歳といったところだけど、

自分はここで生涯生きていく。って覚悟があるんだろうなぁ。

それに比べ、この子より年上であろう私が今だに

色んなことに悩み右往左往しているなんて。。。)

などと、勝手に考えを巡らせていたら、この子にマッサージをしてもらう、

という事が少し特別な出来事のように思えてきた。

ベッドの上に仰向けになって、オイルを使ってまずは頭皮をマッサージ。

手加減も程よく、気持ちがいい。そしてお次はテレビなどでよく見る、

額にオイルを垂らしていくマッサージ。

スタンドに設置した鉢を額の辺りにセットして、オイル投入。

しばらくすると自分の額にそのオイルが流れるように落ちてきて

最初はものすごく、くすぐったかったけど、段々とその感触が

心地よくなっていき、リラックスしてきたのか、ものすごく眠くなってきた。

そしたら足までマッサージをしてくれて、至れり尽くせり。

そして50分のコースは終了。

噂には聞いていたけど、頭に塗ったオイルは

そのまま洗い流さないんだね。宿が近くてよかったよ(笑)

「30分くらい置いてから洗い流してね。」との事。

支払いを済ませ(合計2000ルピー也)、外に出た。

ラジュがお店の外で待ってるかなぁ、と思ったけど誰もいなかった。

というわけで、オイリーなまま宿に戻る。

ただいまの時刻、17:00。

30分後にシャワーを浴びて、もう一度出かける準備をしよう。

ずっとメールでしかやりとりできていない家族に電話をしたい。

それともうひとつ。バラナシに来てからずっと気にかかっていたことがある。

バラナシに着いてからはぐれてしまった、チョードリーから言われていた事。

(このブログを読んで下さってるみなさん、覚えていますか??

詳しくは『「インドであたしゃ考えた」4日目・バラナシ編・その8』をご覧下さい!

http://ryoko-fujimoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/3-1-1ab7.html)

夜行列車の中で、「バラナシからデリーに戻ったら必ず連絡をしてね。

そしたらタージ・マハルに連れて行ってあげるから。」と言われていたのだ。

彼らは私より1日先にデリーに戻る予定で、その後はしばらく

自分の経営する建設会社のデリーにあるオフィスにいる、とのことだった。

英語も話せない私が、デリーでチョードリーと再会できる可能性はゼロに近いけど、

会ったばかりの見ず知らずの私に家族を紹介してくれたり、

すごく親切にしてくれた彼の好意を無駄にしないためにも

バラナシを出る前に、どうしても一度連絡を取りたかった。

今朝お別れした先生さんが「一緒にタージ・マハル行かない?」

と誘ってくれたんだけど、チョードリーとの約束があったから、

「ごめんなさい」と返事していた。

シャワーを浴び、準備を済ませた後、ロビーに降りていった。

バラナシに来た初日に、「そうなんだ氏」にお願いして、チョードリーの携帯に

電話してもらった時も繋がらなかったけど、もう一度かけてもらえるようにお願いした。

が、やはりかからず。。。

こうなったらデリーに着いてから電話するしかないな。

そうなんだ氏にお礼を言い、今度は「国際電話の掛けれる電話ってある?」

と聞くと、別の従業員さんがお店まで連れて行ってくれることになった。

着いたお店はたばこやお菓子なんかが売っていて、その店先に

固定電話が置いてあり、聞くとその電話から「1分・20ルピー」で掛けれるという。

バラナシで公衆電話を見かけないなぁと思っていたら、こういう仕組みだったのか。

なんとか日本にいる家族と電話がつながった。

バラナシにいるのに家族と話すのは、何とも不思議な気分。

話してるすぐ後ろをバイクがクラクション鳴らしまくりながら

ビュンビュン走ったり、人のかけ声が鳴り響いていたり

その様子が日本にいる家族にも伝わったようで、なんだか楽しそうだった。

色んな出来事が次から次へと起こって、日本のことを考える余裕が

なかなかなかったけど、こうやって声を聞くととても安心する。

ここまで無事に、というかむしろ楽しんでインドを旅できていて

とてもありがたい事だなぁと思った。

「また連絡するね!」と言って電話を切り、支払いを済ませると

後ろから  『 見つけたー!! 』  という大きな声が聞こえてきた。

恐る恐る後ろを振り返ると、ラジュとお土産物屋の子達が

ニコニコ笑いながら立っていたのだった・・・!!

「どこに行ってたの~?ずっと探してたんだよ~。お土産いつ買う??」

とラジュからの突撃インタビュー。(だいぶぶっちゃけてきたね、キミ)

まさかそんなに探しまわっていたとは。。

でも無理矢理お店に連れて行こうとはしてないし、私も彼には

お世話になったから、「明日の朝9時に必ずお店に行くよ。」と伝えると

「うん。わかった!」とラジュも了解してくれた。

いやー、バラナシ鬼ごっこ大会、私の負けだ(笑)

時刻は19時を回る頃。そろそろ夕食を食べて宿に戻らないと。

ガイドブックに載っていた、マーナサローワルガート近くの

「ロータス・ラウンジ」を目指して歩き出した。

意外に分かりやすい場所にあって、すぐ到着。

お店は2階にあって、気持ちのいいオープンテラスの造り。

目の前にはガンガーが一望出来て、昼間来たら最高だろうなー!

あいにく今は真っ暗で何も見えないけど。。

Photo_2

2

オーダーを取りに来てくれた少年は、とても物腰の柔らかい子で

今思い返してみても、出会ったインド人の中で1番穏やかな子だった。

こんな優しい子は押しの強いインド人の中でちゃんと生きて行けるんだろうか??

と、かなり心配になってしまう程だった。

などと考えながら、カレー・チャパティ・チャイを注文した。

Photo_3

カレーはなぜかビーフシチューのような味でスパイシーさがほとんどない。

このお店はパスタなんかの洋食がたくさんメニューに並んであったり、

このカレーも観光客向けの味を意識したのか、味はおいしかったけど

辛さが全くなく、物足りなかった。

(ラジュが連れて行ってくれたお店はどれもおいしかったなぁ。

さすが現地人の舌は肥えてるよなぁ~)とふと思った。

昨日までは誰かと一緒にごはんを食べれていたのに

1人きりで食べる夕食はなんだか味けないなぁ。

チャイは、ドでかいマグカップに並々入っていてお得感満載なのに、

めちゃめちゃ熱くてなかなか減らない。

20時近い時間になっていたため、私は焦り始めていた。

1人きりで夜出歩くのは危険だし、暗いからまた道に迷うかもしれない。

出歩く人が少なくなれば、また犬が荒々しくなってくるかもしれないし。。

もう朝の二の舞はごめんだ!!

でもオーダーを取ってくれた少年が、大量に残したチャイを見たら悲しむかなぁ。。

とか色々考えながら「フーフー・ズーズー」チャイをなんとか飲み干した。

もうお客は私ひとり。かなり焦りながら支払いを済ませると、

お店のオーナーらしき人達が「日本から来たの?」とか色々話しかけてくれた。

もっとゆっくり話していたかったけど、サヨナラを言ってお店を出た。

メインストリートはまだお店が開いていて、かなり人も歩いていたけど、

今夜もやっぱり停電したらしく、いつもより通りが暗い。

しばらく進むと、壁に泊まっている宿「パレスオンステップ」の案内板を見つけた。

多分何度も通った道なはずなんだけど、暗すぎて先が見えず、

宿まで辿り着けるか、いまいち確信が持てなかった。

するとカップルが、その宿の話をしながら私の前を通り越して、

その路地を入って行くのが見えた。

きっと二人も同じ宿に泊まっているんだ!と思い、

勇気を出してそのカップルに「パレスオンステップに行くの?一緒に行ってもいい?」

と聞くと、「もちろん!」と言ってくれた。

二人は見た目は日本人ぽく、でも英語は発音が

抜群によかったから香港とかの出身なのかな。。

色々質問をしてくれたけど、英語で返すことができず、、

宿のすぐ手前まで来た時、彼女が「あそこがパレスオンステップだよ」

と教えてくれて、二人は違う道の方に歩き出そうとしていた。

(彼女達は違う宿に泊まっていたんだ!わざわざ回り道してくれたんだ~…涙)

何度もお礼を言って別れた。

何ていい人達なんだろう。。。

停電して真っ暗で、自分達も怖い思いをしてるはずなのに。

なんだかとても温かい気持ちになった。

彼女が教えてくれた通り、無事に宿にたどり着けた。

Photo_4

すると「そうなんだ氏」をはじめ、従業員の子たちが

外のイスに座って、おしゃべりをしていた。

そうなんだ氏が「まだ部屋は停電しているよ」

と教えてくれたから、私も輪に加えてもらうことにした。

そうなんだ氏が持っている携帯にダウンロードされた

音楽の動画をみんなは見ていた。インドもかなり進んでるね~。

携帯にはインドやアメリカ、日本の曲もたくさん入っていた。

スピッツのチェリーが流れてきた時「日本ですごく流行った歌なんだよ」と

私がフルコーラス歌っていると、いつもは何事にも無関心そうな、

そうなんだ氏が目を見開いて私が歌う姿を見ていた(笑)

しばらくそんな時間を過ごしていると、ラジュのお店の子が

日本人数名を引き連れて、宿にやって来た。

その子は私を見るといつも「その時計安物だろー」とか

「そのズボン、ユニクロの安いやつだろー」とか言ってくる。

私を見つけてニヤニヤ笑っていた。(あーあ、最後の夜にこの子に出くわすなんて、、)

連れて来られた日本人の男性陣に話しかけると、

彼らは今晩この宿に泊まることにしたらしい。

「どの辺りを周ってきたんですか?」と聞くと、昨日までデリーにいて

今日バラナシに来たそう。デリーは客引きのしつこさが半端なくて、

もう戻りたくない。と言っていた。

正味1日もデリーに滞在していない私は

(デリーってそんなにやな所なの?!)

と、あさってのデリー入りが少し怖くなった。

色々と話していると、いきなり街灯がバッと点灯した。

「停電終わったね。そろそろ部屋に戻るね」と言って、みんなとお別れした。

部屋に戻って、いつもの「今日の出来事を振り返る」タイム。

何度も何度も思うけど、この街にまだたった2日間しか滞在してないなんて

本当に信じられない。バラナシってなんて街なんだ!

明日この街を離れるなんて寂しいなぁ。。。

と、たった2日間に起きた出来事がグルグル頭の中を回り続けていた。

明日の朝、部屋の目の前にある屋上から朝日を眺めることにした。

早めにお風呂に入って寝よう!と思い、バスルームに入ると

天井近くに3匹くらいヤモリ様が滞在していた。。。

(やっぱりこの宿にもいたか・・・!)

壁をコンコン、と叩くと巣がある方へ逃げて行った。

まぁヤモリは顔がかわいいし、見た目もグロさがないからそんなに怖くないな!

シャワーでさっぱりした後、荷物の整理を少ししてから、23時頃眠りに就いた。。

*****

次回、『インドであたしゃ考えた』5日目・バラナシ最終日編 へ続きます!!

*****

10/6(木)の渋谷Wasted Timeのライブに来てくださった皆様

お聞きくださった皆様、共演者の方々、Wasted Timeのスタッフの皆様

ありがとうございました!!

今回はいつもお世話になってるWastedの9周年お祝いライブでした。

9年てすごいねぇ!!これからも末永くよろしくお願いします。

Wastedtime

(WastedTime 9周年記念ステッカー、頂きました!)

のだはるみちゃんとも久々に対バンできて嬉しかったな。

先週のライブから、もう一段階段を登れたんじゃないか

と思えるライブになりました。次のライブも大人の階段昇るぞー!

Mc

(のだはるみちゃんが、MC中の私を隠し撮りしてくれました。笑)

10/18(火)、高田馬場にある「四谷天窓.comfort」で歌います!

詳しくはホームページをご覧下さい。

*** 藤元りょうこ HP ***

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ryoko_fujimoto

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コメント

久しぶりの対バン
私もうれしかったよ~♪


でもひとつだけ、心残りが…


私はMCで
「このりょうこ嬢のblogが凄い面白い」って事を
宣伝しわすれたよ…

こんなオイラですが
また対バンの時はよろしくです(笑)

で…18日のライヴでは6日の分もblogの宣伝しちゃってね
(o^∀^o)

投稿: のだはるみ | 2011年10月10日 (月) 22時49分

>のだはるみちゃん
この間は楽しかったね!

そんなMCを考えてくれてたなんて(笑)

そのきもちだけで嬉しいわ♪

なんだかんだでもう10月になってしまったから、そろそろ完結できるようにがんばりまーす^^

投稿: 藤元りょうこ | 2011年10月11日 (火) 22時54分

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