« 『インドであたしゃ考えた』3日目・バラナシ・編その1 | トップページ | 『インドであたしゃ考えた』3日目・バラナシ編・その3 »

2011年9月 3日 (土)

『インドであたしゃ考えた』3日目・バラナシ編・その2

お次は「3日目・バラナシ編・その2」をお送りいたします!

今回もかなーり長くなります!

8/8のAM5:00に無事に夜行列車はバラナシに到着。

その後も色んなことが起こり、なぜかとあるインド人青年と

ダシャーシュワメード・ロードから一緒にガンガーを目指すことになったのだ。

青年の名前は「ラジュ」といい、現在21歳、バラナシにある

お兄さんが経営しているシルクや衣料品を売るお店で働いているそうだ。

(インドに詳しい方はここで怪しいって思うでしょう。笑)

一緒に歩き出してからずっと日本語でギャグを飛ばし続ける。

私の方はというと、バックパックは重いし、汗はダラダラかくし、

かなり疲れていたんだけど、人なつっこく穏やかな性格そうな

ラジュと話している時間はかなり癒された。

チョードリー一家と離ればなれになって、寂しかったのもあったのかもしれないけど。。

(詳しくは「2日目・バラナシ行き夜行列車編・その2」をご覧ください!)

とは言っても、まだまだ全然信用はしていない(笑)

何か変なことが起きそうになったらすぐ逃げよう。

癒されながら、疑いながら、人で溢れる通りを進む。

初めての街を地図を見ずに、ラジュに案内されるまま

歩き続けたため、自分が今どこにいるのかよくわからない。

いつしか細く、くねくね入り組んだ路地を歩いていた。

Photo_2

(親切・丁寧・道先案内人ラジュ)

ここはどうやら旅行記などで読んだ、バラナシの中心地のようだ。

たぶんガンガーはもう目と鼻の先にあるはず。

「ガンジス河でバタフライ」の実写版で、中谷美紀が

「生臭い匂いのする方へ歩いていけばガンガーに辿り着けるわよ」

と言っていたのを思い出し、鼻をくんくんさせて匂いをかいでみた。

…が、街全体が生臭い匂いに包まれている為、全くわからない…!

とにかくやたら路地を曲がる。

右→左→左と、日本の路地なら確実に振り出しに戻ってしまいそうな気がするが。。

人気もないし、角を曲がった瞬間、ラジュの顔が豹変して

「金を出せ!」

なんて言ってきたらどうしよう!!

などと不安がピークに達しそうなその時、

「あれがガンガーだよ~!」

と、豹変することもなく、明るく教えてくれた。

「わぁぁぁー!!」

思わず叫ぶ。

Photo

Photo_2

ガンガーは夜行列車に乗っていた時、

プラディープに教えてもらって、すでに目撃はしていたけど、

それとは比べものにならない位、川幅が

ものすごく広い上に流れも早くて、圧倒された。

8月は雨季だから、水の量も半端ない。

ガンガーの水は、コーヒー牛乳のような色をしていた。

水が汚れているというより、流れが早いせいで濁って見えるのかなぁ?

汚い汚い言われているけど、思っていたより私の目にはクリーンな河に写った。

死体も流れていなかったしね・・・

また小路をクネクネ歩いて行くと、今度は間近にガンガーの見える場所に出た。

Photo_3

2

階段を降りきると、そこにはガンガーが流れている。

こういう場所を「ガート」と呼び、沐浴をしたり、洗濯をしたり、お風呂代わりに使ったり。

バラナシに住む人々の生活になくてはならない場所だ。

8月は雨季のため、だいぶ水位が高くなっていて、

普段は歩ける道(日本で言う土手の部分)が、完全に水没している。

その後もいくつかのガートに連れて行ってもらい、気付くと時計は

AM7:30を回っていて、そろそろ屋台なんかが開き始める頃だそうだ。

Photo

(バラナシのフィッシュマーケット前。売っている魚はもちろんガンガー製^^;)

そこでおすすめのチャイ屋さんに連れて行ってもらうことに。

一杯ひっかけにきたお客さんでお店はいっぱい。

チャイの入った小さなガラスのコップを渡されて、

「かんぱーい!」

(ここは飲み屋か。。)

Photo_4

うん!こりゃうまい!

たまに家で作っていた、鍋に牛乳と紅茶の茶葉を入れて

煮出したロイヤルミルクティに味が似ていた。

日本のカフェで出てくるような、シナモンなんかの

スパイスの味はあんまりしなかったなぁ。

よく見かける、素焼きの小さなカップは、チャイ慣れしてない

観光客が素手で持つと激熱らしく、ラジュが気を効かせて

厚みのあるガラスのコップに入れてくれるよう、お店の人に頼んでくれていたようだ。

「いいヤツだなぁ。ありがとうよ。涙」

さて、そろそろおなかも空いてきた。

それを見透かしたのか、またもや「めちゃウマイ」と

太鼓判を押すお店へ連れて行ってくれると言う。

そこは甘くないパンケーキに白いソース(クリーミーで、後味はカレー)を

付けて食べる「ドーサ」という食べ物を売っている屋台。

出来上がるまで店先で腰かけて待っていると、

小さな女の子がやって来て、ラジュと話し始めた。

二人はとっても仲良しで、まるで兄妹みたい。

どうやらその子は店主の娘さんで、小学校に登校する前に

お店に寄ったのだそうだ。小学生だけど、制服を着てたよ。

この地域の子は午前と午後で、別々の小学校に通うんだって。

私の横にちょこんと座った女の子は、お店で売っているチャイを差し出してきた。

「How much?」

と聞くと、首を横に振り「あげる」と、笑顔でチャイをごちそうしてくれた。

こんな小さな子が、初めて会った人にこんな風に

優しく振る舞えるなんて、とっても感動してしまった。

一緒に写真を撮ったりしているうちに7:50。

「行って来まーす!」と元気に女の子は登校して行った。

Photo_5

(チャイ娘。とともに)

我々はというと「ドーサ」のソースがお店に届くまでに

まだ時間がかかるらしく、おしゃべりしながらソース待ち。

その間にラジュの友達が、入れ替わり立ち替わりやって来て、

おしゃべりしたり、「すごいだろ~!」と胸筋自慢をされたり(苦笑)

楽しい時間ではあったけど、そろそろラジュの

出勤時間が迫っているのがとても気になった。

「8時にお店に行くと言っていたけど、大丈夫?」と聞くと

「お兄ちゃんがお店を開けるから大丈夫だよ」とのこと。

そうかぁ。。お兄さんに怒られなきゃいいけど。。

しばらくするとお待ちかねの「ドーサ」が出来上がった!

これはかなり美味だった!! インド人はグルメな舌を持ってるなぁ。

Photo_6

ドーサでおなかがいっぱいになると、疲れがピークに達してきた。

・・・・・そろそろ宿を決めなくちゃ。

私が泊りたかったガンガーが一望できるというホテル、

「プージャーゲストハウス」に行くにはかなり道に迷うって噂。

さっきガートを見学している途中で日本人2人組の旅行者と話をした時、

「パレス・オン・ステップス」という地球の歩き方にも載っているという

宿に泊まっていて、きれいだしなかなかいいですよ~。

と聞いていたので、そこに行ってみることにした。

ラジュにそのことを伝えると、その宿を知っているから連れて行ってあげるよ、とのこと。

でもそろそろお店に行かなきゃ行けないんじゃないの??

と心配したら「大丈夫、大丈夫!」と、ずんずん路地裏に向かって歩き始めた。

とにかくはぐれないようにあとを着いて行くしかないや、

と、またもやクネクネ路地を進んで行く。

Rojiura

10分位歩いただろうか。袋小路になっている所に建ってるホテルに到着。

確かに「PALACE ON STEPS」と書いてある。

受付のオーナーに部屋が空いているか聞いてみると

最上階の1部屋(エアコン・ホットシャワー付き)だけが空いているとの事。

値段は1泊2000ルピー。ヒエー!高い!!(日本円で3400円位)

1泊500ルピー位かなぁ、と思っていたからびっくり。

とりあえず部屋だけ見せてもらうことに。

部屋があるという3階まで上がると、目の前にはガンガーが!

Yado

Yado_gannga

3階にはこの1部屋だけしかなく、目の前には広いベランダがあって

ガンガーの景色を一望できる。しかも独り占めだなんて!!

明日ここから朝日を眺めたら最高だろうなぁ!

値段はべらぼうに高いけど、うーん、納得。部屋の中も小綺麗で、いい感じ。

バラナシの宿で一番ビビっていたのが、ヤモリが寝ている間に

体中に張り付くこと・・・(「ガンジス河でバタフライ」実写版を見てみてね)

この位綺麗な部屋ならたぶん大丈夫だろう!

何はともあれ、これ以上街を歩き続けることは体力的に無理だし、

バラナシに滞在する2日間はここに宿泊することに決めた。

ホテルのロビーで支払いをしている時、「家族に連絡を取りたいから

インターネットができる場所か国際電話をかけれる場所がある?」

とラジュに尋ねると「僕の友達がやっている店へ連れて行ってあげるよ」との事。

本当にそろそろ店番しなくていいのか~?と疑問に感じたが

結局、これからラジュはお店に行くと言い、お昼の12時になったら

宿に迎えに来るから、それからお店へ案内してあげるよ、という事になった。

お昼休みを利用して案内してくれるってことかな?

「ラジュ、本当に色々ありがとう!!」と

お礼を言って別れ、自分の部屋へ移動した。

まずはシャワーを浴びよう! 水しか出ないことは覚悟していたが

あったかいお湯が出て、ものすごく嬉しくてホッとした。

どんなに気温が暑くても、熱いお湯を浴びることが

こんなに心地いいなんて、初めて知ったよ。

「インドに来てまだ3日目が始まったばっかりなのに、何だか色んなことがあったなぁ。」

・・・・・・・・・・・・感慨にふける・・・・・・・・・・・・・

「ん?そう言えば、何かのクチコミにダシャーシュワメード・ロードの

そばにいる、日本語がうまい15歳くらいの少年に気を付けて。

って書いてあった気がする。たしかそのクチコミが書かれたのが

2006年だったから、その少年は今20歳くらい?

あれ?? ラジュっていま21歳じゃん。・・・・・・!!」

そのことが嘘かホントかわからないが、またもやひと波乱ありそうだぞ。。。(疲)

というわけで、これからどうなってしまうんでしょうかっ

次回「3日目・バラナシ編(1日目)その3」に続きます!

*** 藤元りょうこ  HP ***

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ryoko_fujimoto

-- ライブのお知らせ --

9/19(月)高田馬場「四谷.comfort」にてライブをします。

2ケ月ぶりです!

詳細はホームページでご確認頂けますので

お時間のある方はぜひ!遊びに来て下さい!

|

« 『インドであたしゃ考えた』3日目・バラナシ・編その1 | トップページ | 『インドであたしゃ考えた』3日目・バラナシ編・その3 »

インド旅行記」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
読んでいますと「外国ではなくても妥協して国内…」、
なんて考えてます。(笑
お泊りになったその宿の価格ですが、今まで読んだインド旅行記(書籍で
あれネットであれ)のなかでは結構お高い部類に入るかと。。。
だいたい捻ってお湯がでてくるなんぞは(ry。
(※書いてる中の人はバックパッカー志向です)
まぁ本人の満足度が重要です。
さて、続きを楽しみにしてます。
ちょっとドキドキ♪

>saiさん
人違いでありましたか。
あちらのsaiさんはピアノ弾き語りで、先月閉店した池の上のruinaによく
でられていた方です。

投稿: ま( | 2011年9月 5日 (月) 01時39分

>ま(さん
そうなんです。。
とんでもなく高い宿に泊まってしまいました。
偉大なガンガーの景色を目の前にしたら、気付いたらお支払い完了していました(笑)

1泊目の宿は1000ルピー以上しましたが、お湯が出ませんでした、、、
夜中だったからかな・・・??

日本もたくさん素晴らしい所がありますよね。
数年前に行った京都が初めての1人旅でした!

寒い地域から暖かい地域まで色んな場所があって、なんていいトコ取りな国なんだろう!

でも・・・ぜひインドに行っていただきたい!!^^

弾き語りのsaiさんにはまだお会いしたことがないです。
ruinaってbobtailに戻るんですね。
そこもまだ行ったことのない場所なのですが、、

投稿: 藤元りょうこ | 2011年9月 6日 (火) 21時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/120008/41490266

この記事へのトラックバック一覧です: 『インドであたしゃ考えた』3日目・バラナシ編・その2:

« 『インドであたしゃ考えた』3日目・バラナシ・編その1 | トップページ | 『インドであたしゃ考えた』3日目・バラナシ編・その3 »